「秘密 -THE TOP SECRET- 」のあれこれと日常のもろもろ
秘密2巻 「2003」感想
2015年07月03日 (金) | 編集 |
やっとできました。絹子。
これの感想、ただの感想になりました。だらだらと。
たぶん、今までで一番読みにくいかと思います。
時間がかかった割には出来がよくありません。残念。


このお話のテーマ
「人に見られたくない秘密」
「心のうちは誰にもわからない」
「秘密を知るべきか否か」

「秘密」が警察を舞台にしていますので、当然のテーマである、「事件の解決」と「人の秘密の開示」の葛藤が出てきます。
特に今回はその葛藤についてが書かれていると思います。

この葛藤は露口の事件に並行して、自分の父親の死によって初めて知る事実について青木くんが考え悩みます。
今回の事件においては脳を視ることで事件が解決していきますが、誰もがもつ秘密を、心のうちに在るものを、知るべきなのかどうか。
そして、絹子のMRIは視れませんから、絹子の心のうちは本当に最後までわかりませんでした。

このお話は、私、今回感想を書くために改めて読み直して、たくさん勘違いをしていたことに気づきました。ひどい。。。


では気をとりなおして、感想いきます。

《MRIテーマ》
 人の視覚、他の視覚



相変わらず長いです。
よろしければ、以下、お願いします。


**************************


2061年1月9日、死刑囚、露口浩市の死刑が執行される。
3年前、自分の家族3人を惨殺した事件だった。
死刑執行後、一家の中で唯一行方不明となっていた長女の絹子が発見される。


死刑執行の前の年末に第九の青木の父が亡くなるが、職場復帰後、その露口の脳を「特捜」で見ることになる。

露口は死刑囚であり、刑執行後の脳を視ることは、「特捜」となる。
「特捜」とは絶対の守秘義務が生じる。
また死刑囚の脳を視るということは刑が(死刑が)執行されてしまっているということ。何を発見しても、判決も刑も覆すことはできない。


露口の事件は一家3人を刺殺し、脳を潰しており、残虐な事件でありながら、被害者の脳が視ることができなかったため、誰もMRIの脳映像を見て事実確認をしていない。青木が視る、露口死刑囚の脳のみが事実となる。
事件調書通りであれば、事実確認のみということで問題は何もないのですが、それではお話にならないので、新事実が出てきます。


青木がMRI捜査を進めて間もなく、露口の義母を長女の絹子が包丁で刺し殺したと思われる場面を発見してしまう。
露口は妻と次女の死体を発見した後、絹子が義母を刺した後と思われる場面に遭遇するが、絹子はそのままどこかへ立ち去る。その後、露口は絹子の痕跡を消し、遺体の脳をすべて潰し自分が罪をかぶっていたのだ。遺体の脳を潰したのは脳を視られたら絹子の犯行だとわかってしまうから。

この事実がわかったころ、行方不明だった絹子が発見される。行方不明になってから記憶喪失で別名で保護されていたところ、湖に落ちた事故にあい、記憶を取り戻し名乗り出たという。
青木は真犯人は絹子なので、身辺調査と監視を求めるが、既に刑は執行されており、絹子は無罪放免で何もできないという。


ただし、薪さんも絹子が犯行を行ったことは認めているんです。
当時絹子が18歳であったことや、既に露口が死刑執行されているために、絹子の犯罪は「故殺」と(警察内部的に)処理され、おそらく少年法もあって罪に問わない理由付けをしたんですよね。
警察としては新たな真犯人は出したくない、出したら当時の捜査や裁判に問題があったということで相当な批判を浴びることは目に見えています。

この感想を書くために読み直すまで、単純に露口の刑が執行され、絹子が当時少年だったからということで、捜査しないと思っていたんです。
が、今回読んで「故殺」という処理を内部的にしていた、ということに気づいて、薪さんは結構、警察の暗部というか、自己保身というかそういうのにも目を瞑るようになっていたんだなと思いました。
実際、自分で捜査したMRIでも大臣の件など、必ずしも真実を求めるわけにはいかないことも身に染みていたのでしょうし。
薪さんは「警視正」でキャリア官僚なんですよね。青木くんたちとは同じキャリアでも、やっぱり違うわけです。だからある意味汚い処理というかそういうのにも対応していかないといけなくて、自ら納得しているのかはわかりませんが、割り切っているのかもしれません。

それと同時に、まだ若く経験の浅い(ゆえに正義感のある)青木がそれ以上踏み込んでしまうと、やり方によっては青木の不法行為が問われる恐れもあって、余計に「特捜」以上のことはさせたくなかったのかもしれないです。


そのようなことを踏まえて、露口のMRI捜査は、「故殺」とした絹子の動機を調べていたんですね。これ、普通に露口の捜査だと思ってました。←やべ。


でもね、やっぱり再捜査とかしなくていいのかなー、って思います。故人が犯行を認めて刑が執行されたからといって、真犯人がいるらしいのに。もちろん、絹子が祖母を刺している場面がMRIに映っているわけではないので、状況証拠にしかならないのだけれど。
露口の罪は死体損壊、証拠隠滅。犯人秘匿はちょっと難しいか。刑期は数年です。タジクと同じ罪です(タジクはプラス死体遺棄)。
でも、再審請求を誰かがしない限り再捜査は行われないですかね。
本人が犯行を認め判決も受け入れて刑は執行されたので、露口も警察もこれでいいんですかね。
父親としては娘の犯罪を「秘密」にしておきたかったのでしょうから、これ以上の捜査はされたくなかったのでしょうし。うーん。



保護された絹子を見に警視庁に出向く薪と青木。そこで絹子が釈放される際に、青木はMRI捜査はのぞき見や見られたくないものも探し回る、恥ずかしいことだと絹子に言われてしまう。
これは青木にとって、ショックだったでしょう。
「捜査」という名の「プライバシーの侵害」に他ならないのだから。しかも死者の許可もなく。頭でわかっているようでも、改めて当事者に言われるとショックなことだと思います。
でも、MRI捜査に限らず、警察の捜査ってそういうものでしょう、常にプライバシーの問題と背中合わせなんです。たぶん、現場に出ている警察官の人ってそういうのを常に実感していて、嫌なこともたくさん言われるんだと思います。それを青木くんはまだ経験していないから、これで初めて知ったのかもしれない。


露口のMRI捜査を続けていくなかで、青木の母親が上京し、亡くなった父親の日記を託す。さらに、父親は青木の仕事をあまり好いていなかったという。

あくまで、青木くんのお母さんがそういっているだけですけどね。
青木くんのお母さんは、第九のこと、あまり好いていないようですよね。
だから、お父さんはお母さんに合わせるためにそういったのかもしれないし、本当にそう思っていたのかもしれない。
もうそれは本人には聞けないからわからない。
でも、その言葉は、今まで青木くんがお父さんに言われいていたこととは違っていたから、お父さんの本心は隠されていた、悪く言えば、青木くんに気を使って偽っていたのかもしれないと思うと、やりきれなくなる。

だから、「特捜」を始めた当初、父の言葉を思い出していたからこそ、「特捜」にやる気を見せて誇りを持っていたのに、母の言葉で迷いが生じてしまう。

絹子の犯行の動機が分かることは、捜査としては正しいし、必要なことだけれど、それは本来勝手には見てはいけない絹子の秘め事だし、ましてそれが、他者の死者の脳からであれば、それは見方によっては絹子にも露口にも許可なく見ていることは、捜査という名ののぞき見ともいえる。
「捜査」なんて言っていても所詮は「のぞき見」なのではないかと。
父は好ましく思っていなかったのではないかと、考えてしまう。

青木くんのお母さんが、ちょっと意地悪に聞こえるけど、お父さんのことを言ったのは、自分もまたお父さんに秘密にされていたことで悩んでいたからかもしれない。

絹子の捜査をいつまでやっていたのかわからないのだけれど、夫が亡くなって、あれこれ忙しいのに、子供だって仕事で忙しいのに、わざわざ東京まで出てきて、息子に夫の日記を託すなんて、かなりお母さんにとってはお父さんの日記の件は、悩みであり迷いであったのだと思う。日記を秘密にするということは、「秘密を書くこと」を「秘密」にしていたわけで。

「秘密にされていた」っていうことがショックだったんだろうね、お母さんは。

だから
「どんな人にでも人には知られたくないものがあるからね」
というセリフは、青木くんの仕事に対して言っているのだろうけれど、お母さんが自分自身を納得させるために言っているようにも思います。
それが青木くんを悩ませちゃうのに。

でもなー、そんなに夫婦って秘密がないものなのかなー。
別に何でもかんでも知っているわけじゃないと思うけど。
私はそれでいいんじゃないかと思うんですけど、人によりますよね、この辺は。


これ以降、「父の日記=父の秘密」と「絹子の情事=絹子の秘密」を見ることが青木くんに葛藤を生む。
今までも、鈴木さんの脳を視てプライベートを見てしまっただろうし、天地の脳を視る際もプライバシーのことを気にしていた。
けれど、人の秘密、知られたくないものを知ろうとしているのではないか、そんなことをしてもよいのかという、罪悪感は初めて感じたのじゃないでしょうか。


そんな葛藤の中で、絹子の情事の報告所を作成する。

絹子の情事を視ることで、人の秘密を知る痛みを知って、父の日記は読まずに焼く。が、これで吹っ切れたわけではなくて。

そんな青木くんの葛藤に気が付いた薪さんは、青木くんの報告書を淡々と褒めます。
この淡々としたところが、青木くんの苦しみに気づいているということなんでしょう。そしてちょっとヒントを出す。
青木くんの報告書をみて、薪さんは分かったんですよね。ああ、この、いつものですけど、口に手を当ててちょっと遠い目をしている姿、ほんと好きーーーーー

このヒントから、絹子が関係を持ったうち2人が行方不明となっていることが分かり、
一家惨殺の裏にはもっと大きな犯罪が隠されているのではないかと突き止める。
やっと、絹子の犯罪を調べられるようになり喜ぶ青木くん。
薪さんがヒントをくれたことに気づき、尋ねるが、逆に薪さんが青木くんの捜査を見ていてくれたことを気づかされます。
この時の薪さんも、きらっきらでかっこいい。すてき。。
青木くんが薪さんにオチた瞬間です。←違う?
そして、岡部さんが嫉妬する瞬間です。
岡部さんと薪さんは仲がいいんですけどね、やっぱりこんな顔されたいのかな、ふふ。


しかし、捜査が行き詰る。やはり露口のMRIだけでは限界があります。

捜査打ち切りになりそうなところで、露口のMRIに映っていた絹子とかかわりのあった近くに住む少年が交通事故死する。この少年の脳に映っていることを期待するが、残念ながら、少年は先天的な全盲者で脳を視ることはできなかった。

完全に絹子につながるものは無くなったと思われたが、事故現場で亡くなったのは少年だけではなかったことに気づく。
少年はいつもZIPという名の犬を連れており、その犬が少年の目となっていた。

ZIPの脳には、絹子が少年に声をかけ交通事故に遭わせていたことが映っていた。
更に、ZIPは少年が連れて行かれた場所も見ており、そこには白骨化した遺体が複数存在していた。


この映像で、現場捜索が行われることになり、絹子にも(少年の交通事故を装った殺害で)逮捕状がとられることになった。



ラスト、ZIPのMRI映像を第九メンバーで見ますが、美しくて優しい画で、幸せだからこそ、切なくなります。本当に、この、平井少年の姿がかわいらしくて、それを見つめる目が優しいんだなぁと感じます。邪心のない目ですよね。
そしてこの少年の映った映像だけで終わりではなく、最後に青木くんのモノローグが入ります。

「世界が美しいのなら、愛にあふれているのなら、いつか父の日記が読める日が来るかもしれないとようやく思えた」と。
これで「日記が読める」と思えたわけじゃなくて、「そんな日が来るかもしれない」とようやく思えたんですね。
ここに、青木くんの葛藤の深さがあると思いました。


人として、捜査員として青木くんの成長が見られるお話だったと思います。
ラストも青木くんの想いでまとめられていて、きちんと収まった気がしました。




事件についての疑問点、青木くんとお母さんや日記の件は別に記事にしました。
(↑相変わらず何かと長いな)



ということで、絹子編、感想は終わりです。
絹子編はまだまだ続きます。すみません。



**************************

《補足》

このお話は連載時、絹子が父親に暴行を受けたシーンがなかったらしいんですね。
単行本化されるときに加筆されたらしいです。
でも、もうどこにこのことが書いてあったのかわからなくなってしまっています。
それで、このことは書こうかどうか迷っていたのですが。

なので、絹子が連続で男性を殺害した動機がたぶん、連載時は分からなかったんだと思います。
最初にテーマと書いた「人の心のうちは誰にもわからない」というのは、
絹子がなぜ、男性たちを殺害したのかは不明だし、青木くんの父親の気持ちも誰にも本当のところは分からない。
それらが明かされることはあるのかというような(この場合、絹子の「心の闇」)こともテーマとしてあったんじゃないかなと思います。

しかし、絹子が暴行されたシーンを入れたことで、絹子にトラウマがありそのせいでこの事件が起きたのだということが明かされてしまったので、このテーマは二つにかけていたのに、ちょっとぼやけたような気がします。

なので、私は、実は絹子の暴行シーン、なかった方が絹子の心の闇や狂気が想像されて面白いと思います。しかし、そうすると、ちょっと貝沼ににてしまう(フリークスな点で)のと、男性殺害の動機が分からないという声もあると思うので、加筆されたような気がしています。

コメント
この記事へのコメント
Re: 絹子待ってました〜
> 絹男脳ヤマネさんですね(笑)

はい、男脳モードしばらく続きます。。。。

巻物職人、いいネーミングですね←違う?
じゃ、巻物職人の弟子くらいで。
長さでは、いい勝負です、はい、確かに。しかも活字オンリーの(笑)


> 絹子編は青木のプライベートと交錯してて私も読みにくくて、レヴュー難しそうだなーと思ったままもう数ヶ月も放置してます(ーー;)

ほんと、文章だけで書くのってこんなにも難しいのかって。でも書きたいことはたくさんあったんで、結局こんな状態に。


> この話に加筆部分があったなんて私も知りませんでした。加筆部分がなかったら、絹子の動機見えにくそう…。でも単行本では暴行シーンがあるし、私はあれで、動機としては十分なんじゃないかな、と思ってます。

動機、ここ私、グルグルしちゃって、今のままだと、たぶん記事をUPすると思います。なんとかすっきりしないかなー。
そもそものところからなので。暴行は被害者にとっては許されないことなので、十分な動機なんですけれど、いろいろ。。。


やっぱり、絹子は持っていたんですかね、そういう要素。そのきっかけは露口の暴行。
本当に、ある事で、おそらく人生そのものが変わっちゃった友達がいました。(こういった事件では全然ありませんが)
変わるひと、変わらない人、なにがきっかけかもわからないけれど、それくらい不安定な時期でもあるというのは分かります。
だからスイッチ一つでと思えば、何でもアリなんですが。
でもなー、家族も家族だよなー、絹子が変わっていったのだとしたら、もうちょっと絹子の気持ちに気づいてやらんかいと思います。外でだったら何しててもわかりませんけど、何人も連れ込んでますからね、あの絹子ちゃんがどうしちゃったのかしらくらいはないのかな。そんなんだから絹子に殺害されるんですよ、きっと。←ヒドイ、言いすぎました。


> ところで、青木が薪さんにオチた瞬間、っていうのに吹きました(笑)
> あのシーン、そうですよね。あれで自分が陥落したのに気づかないなんてなんてこった青木、ってその鈍さに笑っちゃいます。うーん、だんだん青木が可愛く見えてきた(笑)

もう、絶対にそう思うんですよ、だって「腰がくだけて」たんですよ。薪さんのあの笑顔で。
おまけに「しんじらんねーあの人」とか言ってるし。
ドキッとしたこと、ちゃんとわかっているくせに、自分の気持ちに気づいていない、恐るべし、にぶちん。



> 青木とご両親については続くんですね〜。楽しみにまってます。特に青木母に対してとかは私もいろいろ言いたいことが(←自分のとこで書け)


はい、次回は日記編です。たぶん、今日中にはUPします。
日記をなぜ、渡しちゃったかなんですけど。
皆様のご意見が聞きたいです。青木母、ぜひ、ぜひ、言っちゃってください。楽しみです。
だって、私のはもう、感想から飛び出しちゃうと勝手な暴言連発ですから、相変わらず。



> 30問も楽しみにしてます!なんかもうすぐ子供達夏休みで、気分的に追い立てられません?(笑)最後の週は短縮もあるから、実質余裕あるの今週で終わりなんですよね…ハァ(-。-;

夏休み前には30問と4巻までいきたかったなー。無理だった┐(´~`;)┌
夏休み、気が重いです。ウチ、二人だもん。宿題とお昼ご飯問題(すごい食べる)。
去年は、予実績表作っちゃいましたもん、宿題やらせるため&私が宿題を把握するため。
今年から二人分かと思うと、工作とか自由研究とかもう、めっちゃブルー入ってます。
はたして、夏休み、ブログをやる時間があるのか!
2015/07/06(月) 14:32:16 | URL | ヤマネ #-[ 編集]
Re: 知らなかった〜!
> 絹子編、まだまだ続くんですね。
> 楽しみにしてます。

そんな奇特な方がいてくださるとは\(◎o◎)/!


> これけっこう事件と青木家のこととかが交錯してて書きにくいですよね?

感想を書いてみてわかったのですけど、文章だけだと難しいです。
絵と文があるからできる表現も多いですよね。
例えば、絹子の情事を見ながら青木くんが自分の父親や言葉に涙するところとか。
文だけだとあっさりしてしまうけど、あの文章で感情を、絵で事件をと同時に表すことで切なさとか葛藤とかが伝わってきますよね。
それも同時進行や戻りが多々交錯して。
半分くらい書いて、ちょっとやめようかと思いました。○o。(; ゚∇゚)ノ彡☆


> あ、でも絹子が男たちを自宅にひきいれていたことで、彼女に対する母親たちの接し方に問題があったのでは、と思ったりもしたんですよね。清水先生は暗に示唆していたつもりだったけど、思ったより伝わってなかったから加筆されたんでしょうか。

絹子は奔放な子っていうわけではないので、そこは殺害された家族の絹子に対する態度から何かあったのではとは思いますけど。
あれだけでは難しいでしょうね。カニバリズムの飛行機事故もコミックスであれだけ変えてしまっていたりとかあるので、意図したことをより明確にしたいという思いがあるのかもと思います。

> や、でもやっぱり絹子話、名作だな〜

私もお話の事件が深くなっていくところとか、事件と青木くんの話が交錯するところとかラストシーンとか面白かったです。ただ、感想は書きにくかった。。。←そればっか
2015/07/06(月) 13:15:22 | URL | ヤマネ #-[ 編集]
絹子待ってました〜
絹子、本当に圧巻の分析!久々の考察、やっぱりSSの柔らかさとは別人みたいに鋭い。男脳ヤマネさんですね(笑)、お疲れ様でした。私、最近巻物職人て言われたのですがそれ、ヤマネさんもですよね?(笑)←仲間が欲しい

絹子編は青木のプライベートと交錯してて私も読みにくくて、レヴュー難しそうだなーと思ったままもう数ヶ月も放置してます(ーー;)

この話に加筆部分があったなんて私も知りませんでした。加筆部分がなかったら、絹子の動機見えにくそう…。でも単行本では暴行シーンがあるし、私はあれで、動機としては十分なんじゃないかな、と思ってます。

シリアルキラーって確かの女性は少ないと思いますが、絹子はそうなんじゃないかな。ただ、そっちの人格はあの暴行以前は隠れてたか抑圧されてただけで。もしかすると暴行されたことプラス思春期の年齢に差し掛かったことなんかがダブルで契機になるのかもしれませんが、絹子には表の顔というか普段装っている綺麗で優しくていい子の好感度の高い絹子があって、それまでは家族も含め人前ではそういう、普通のお嬢さん、って感じだったのだろうと思います(家族関係もごく普通だったのかも…父親の露口も、抱えていた欲望は別として、普通に優しい良い父親だった気がします)。だからあの無垢な感じの少年は絹子の容姿を抜きにしてもあんな風に慕ってたんだろうし…けど、その裏には気性が激しくて社会的立場もあり年齢も上の青木相手に臆さずああいう暴言を吐ける攻撃的な一面もある。全盲の少年を車に轢かせて殺したのも手口がすごく残酷なだけじゃなく挑戦的ですよね、第九(彼女の中では権力とか正義の象徴なのかな?)に対して。

女子って普通の子でもあれくらいの年齢って危なくて男子よりころっと豹変するというか、転ぶじゃないですか(^_^;)。喩え方はちょっと違うかもですが夏休みが明けたら別人になってる、みたいな(^^;;

もともと素養(?)があったなら、なおのこと風で落ち葉がひっくり返されるみたいにあっという間だったのかな、という気もします。

ところで、青木が薪さんにオチた瞬間、っていうのに吹きました(笑)
あのシーン、そうですよね。あれで自分が陥落したのに気づかないなんてなんてこった青木、ってその鈍さに笑っちゃいます。うーん、だんだん青木が可愛く見えてきた(笑)

青木とご両親については続くんですね〜。楽しみにまってます。特に青木母に対してとかは私もいろいろ言いたいことが(←自分のとこで書け)

30問も楽しみにしてます!なんかもうすぐ子供達夏休みで、気分的に追い立てられません?(笑)最後の週は短縮もあるから、実質余裕あるの今週で終わりなんですよね…ハァ(-。-;

2015/07/05(日) 22:12:16 | URL | eriemama #-[ 編集]
知らなかった〜!
絹子編、まだまだ続くんですね。
楽しみにしてます。

これけっこう事件と青木家のこととかが交錯してて書きにくいですよね?自分のとこでもあえて書かなかったところとかあります。

で、暴行シーンがコミックス加筆だって知りませんでした!
ないと、たしかにわかりにくい。「露口は絹子を愛していた」っていう言葉だけで想像をひろげることに……。
あ、でも絹子が男たちを自宅にひきいれていたことで、彼女に対する母親たちの接し方に問題があったのでは、と思ったりもしたんですよね。清水先生は暗に示唆していたつもりだったけど、思ったより伝わってなかったから加筆されたんでしょうか。

や、でもやっぱり絹子話、名作だな〜
2015/07/05(日) 15:30:45 | URL | ねこじゃらしにゃんたろー #JalddpaA[ 編集]
Re: おつかれさまでした!
>まずは、終わらない終わらないと嘆いていた絹子編完成、おめでとうございます! と書こうと思ったら、まだ続くんですねw

ごめんなさーい。すごい続きます。ほぼ、できているんですけど、感想に含めなかったせいで、記事が増えちゃってたぶん1周間位いきそうです。すみません。その後、30の質問にいきます。


>お母さんが青木くんを尋ねてくるあたり、読み込みの浅い私にしては珍しく疑問点があるので、次回のヤマネさんの記事で解明してもらえるかを楽しみにしてます♪

次回、二人と日記については考えたことをあげます。たきぎさんのご意見もぜひ、聞きたいです。解明になるかは、うっ(;゜0゜)


>補足の件は、月夜水の詩さんのデータベースにありますよ(深く語る>たった4Pの真実)。

そちらでしたか。ありがとうございます。あちらはさすが!っていうところですよね。清水作品が好きなんだなあと。

この件は書評かなんかや、2巻の感想みたいなのでも見た気がするんですよ。
ハマり始めの頃、だったのでもうよくわかりませんが、インパクトのある事実でしたので覚えていました。

>私個人は、補足があったほうがいい派ですね。

これは、それぞれ意見があっていいとおもいます。「秘密」ってどうとでも読める(いい意味で)ので。
そのわりには動機についても、しつこく記事にしました……

重いブログだな、反省。でもやっちゃう。お付き合いありがとうございます。
2015/07/05(日) 03:15:50 | URL | ヤマネ #OeByIKfA[ 編集]
Re: お疲れさまです~( ´∀`)
>私なんて絹子と言えば、おちょもりんさんの
>「ゲス野郎がいっぱい!!」てのが大好きでして。もうアレの元ネタとしか。

おちょもりんさん。大好きです。いいですよね。サワムーの着ぐるみチャックとかふぐとかも好きです。
何度見ても爆笑(σ≧▽≦)σ

>最後の加筆の件、知りませんでした!

あ、たきぎさんがコメントで教えてくれました!

>あと、犯罪心理学ズキな私にはちょっと、あの暴行トラウマで殺人はちょっと動機として弱いかな、、と思ってしまった。

あの人数8人!は男性達と家族で異なるとしても多いですよね。そうなるとかなり強い動機があってもいいと思うんですけど、その元としてはと、私も思いました。おやっさんにしても。

動機については別に記事にしたので、後日UPします。
↑早くも絹子編、長くなります宣言。

相変わらず、勝手なこと書きまくりです。いつもお付き合いありがとうございます。

2015/07/05(日) 02:49:04 | URL | ヤマネ #OeByIKfA[ 編集]
おつかれさまでした!
まずは、終わらない終わらないと嘆いていた絹子編完成、おめでとうございます! と書こうと思ったら、まだ続くんですねw

お母さんが青木くんを尋ねてくるあたり、読み込みの浅い私にしては珍しく疑問点があるので、次回のヤマネさんの記事で解明してもらえるかを楽しみにしてます♪

補足の件は、月夜水の詩さんのデータベースにありますよ(深く語る>たった4Pの真実)。ここは圧巻なのでもしご存知なければぜひどうぞ。
私は秘密ファンですが清水先生ファンではないので(←おい)、全部は読んでいませんがここはいろいろ参考になります。
私個人は、補足があったほうがいい派ですね。
2015/07/04(土) 13:45:20 | URL | たきぎ #-[ 編集]
お疲れさまです~( ´∀`)
長い考察、ほんと自分には出来ないのでそんけー…
お疲れさまでした。
私なんて絹子と言えば、おちょもりんさんの
「ゲス野郎がいっぱい!!」てのが大好きでして。もうアレの元ネタとしか。バカですいません。

最後の加筆の件、知りませんでした!
すごい!どうやって…
しかし、そうですね、暴行シーンがないと、貝沼みたいなサイコパス疑惑が出てしまう。
あと、犯罪心理学ズキな私にはちょっと、あの暴行トラウマで殺人はちょっと動機として弱いかな、、と思ってしまった。すいませんヒドイ人で。
元々女性のシリアルキラーは少ないのに加えて、おやじさんがマトモすぎて。もうちょっとサイテーおやじか、息も出来ないような厳しいおやじなら分かるけど。娘を暴行って時点でサイテーなんですけど、後悔しすぎ。

あらら、余計なことを。すいません。
私お話作る才能がないので、事件のつじつまは気にしないことにしてるんですが。てへ。
2015/07/04(土) 00:59:31 | URL | なみたろう #-[ 編集]
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