薪さんと鈴木さん(その2)

続いていきます。薪さんと鈴木さん。

今回、鈴木さんにきついこと言っています。
鈴木さん、死者に鞭打つようでごめんなさい。
あなたが亡くなったから、第九編があるのだけど、でもでも。

≪薪さんの苦悩の内容の変化と鈴木さんの行動の違和感≫

ということで、以下どうぞ。
**************************

鈴木さんの脳を見たのは薪さんの意志で(自分で機密レベル4のデータを見に行ったのだから)あり、私は青木くんがいてもいなくてもこの事件後、薪さんは自らの意志で鈴木さんの脳、貝沼の脳を見ていたと思う。
連続少年自殺事件と自分なりの貝沼に対する決着をつける意味で(余計引きずっちゃうけど)

だから鈴木さんの脳を見る前と後では薪さんの苦悩の内容は異なる。
鈴木さんの脳を見る前は、貝沼を薪さんが捕まえなかったために自分に倒錯し、、多くの少年の命が奪われたのではないかと考えていたことが薪さんの大きな苦悩ではあった。
この苦悩は解消はされず、予想を確信に変えただけだけれど。

鈴木さんの脳を見た後の苦悩は、自分を守ろうとしてくれた思いを知り、鈴木さんを射殺してしまった罪深さと後悔の念だ。
鈴木さんは貝沼の脳と貝沼の脳を見た自分の脳を薪さんに見せないために破壊しようとしたことを知ったからなのだ。
鈴木さんは薪さんが見たらどうなるかを考えてしまったから。

結局は、鈴木さんの脳を見てしまったことで、苦悩の種が増えたということなのだけれど。

ここで気になるのは、鈴木さんが薪さんに見せたくなかった事実は
貝沼は薪さんに見せるために少年たちを殺害をしていた
ということであり、その事実自体は薪さんはとっくに気が付いていたことなのだ。
さらには、鈴木さんもこの事で薪さんが悩んでいたことを知っていたはずなのだ。

それなのに、なぜ、鈴木さんはその貝沼の告白を知られないために、貝沼の脳を破壊し、自らの脳まで破壊しようとしたのだろうか。

確かに、自分に事件の要因があるのではないかと疑い、精神的にきていた状態で、この告白を見ていたら、薪さんも耐えられなかったのかもしれない。
が、薪さんがまったく気づいていない事実ならば隠すのにも意味があると思うが、そうでもない。この事実を二人で乗り越えていくことの方が意味がある、今後のためにすべきことだったのではないか。

薪さんにこれ以上捜査させないために、一人で貝沼脳を見たのだから、相当集中してすべてを見ただろう。影響を受けたのは確かだと思うし、影響を強く受けてしまったのは、やっぱり、薪さんのことが好きだったから。
薪さんの最も近くに長年いた人だから、貝沼のどの犯罪でも被害者に薪さんの影が見えたり、その画と感情に誰よりも引き摺りこまれたというのはあると思う。

生きていくことが辛いほどの精神状態になり、自分の死後、自分の脳を使って貝沼の捜査を続けさせたくないということを考えればまあ、自分の脳を破壊したかった点は納得なんだけど。

でも鈴木さんが自分の脳を破壊するため、結果的に薪さんに殺人を犯させてしまうことの方が、薪さんに一生重い苦悩を背負わせることになるとは考えなかったのだろうか。

単純に考えても自分の脳を破壊するため、破壊の理由が人を守りたいためであるのに、守りたい人に自分を殺させたりするものだろうか。
自らの命と引き換えにするほど大事な人に。
自分が狂ってそれほど大事な人を自ら殺してしまう状況にある(例えば幻覚に囚われているとか、脳に障害ができて自分をコントロールできないとかゾンビに操られているとか異性物に身体を乗っ取られているとか)場合は、大切な相手に頼むから殺してくれっていうのかもあるかもですけど。


でもこの時の鈴木さんは、薪さんに発砲はしたけれど、そういう自己コントロール不能な状況ではななかったはず。なのに、なぜ、後に苦悩、社会的制裁、道徳的罪悪感等様々な困難な状況に置かれることが明確なのに、自分を撃たせてしまったのだろうか。

薪さんのことが大切であることすらわからなくなってしまっていたのか、どうせなら一番大切な薪さんに破壊して欲しいという欲望にとらわれてしまったのか

EndGameで薪さんは「青木に殺されたい」とその言葉に酔うけれど、鈴木さんも「薪さんに殺されたい」と望んでいたのだろうか。「守りたい」と反するけれど、同じくらい強く。(鈴木さん→Love→薪さん説か)

Comment


        

09 | 2017/10 | 11

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

ヤマネ

Author:ヤマネ
はじめまして。ヤマネです。
「秘密」の薪さんに溺れています。
一年の半分を薪さんの夢を見ながら冬眠していたいです。

検索フォーム
アクセスカウンタ
メールフォーム

名前:
メールアドレス:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR