2015.04.30 (Thu)

清水先生が描きたかったことは?

はい、本日2本目。
6月号の感想、まだまだ続きます(もう、いいですか、しつこくいきます)。
前回の記事と被るところ多々あります。すみません。
なんとか、「家族」を自分なりに納得したいんです!


皆様の感想、コメントを読めば読むほど、もやもや感が募ります。

で、6月号、読み返しをしました。

以下、もう一度、考えました。


【More】

再読して、今度は切なくなりました。


正直申し上げて、私、「秘密」を知ったのは、昨年12月。
「Original Sin」は2月号からしか原作を読んでいません。
それ以前の話の部分は、皆様のブログのネタバレ、感想、コメントでしか知りません。

それなのに、こんな「Original Sin」の全体みたいな感想を書いていいのかと、ためらうのですが、
今の気持ちは、たぶん、今しかないのでまとめてみたいと思います。


この「Original Sin」で、清水先生が描きたかったこと。


その一つはタイトルの 「原罪 Original Sin」 になぞらえた事件。
前に「Original Sin」 の意味について、考えたことを記事にしたのですが、私としては、思った通りのなぞり方で回収したのかな、と思っています。 
どこがどう、「Original Sin」(キリスト教の楽園追放まで)と、あうのかは分かりやすかったです。

細かい事件や人物の罪については、コミックスが出てから確認したいと思います。



もう一つは、薪さんと青木くんの関係。
第九編の時も事件と、薪さんと青木くんの関係の2本の軸で描かれていたと思います。


第九編が終わったとき、もう第九は終わって、もう薪さんと青木くんは描かないみたいな感じだったようですが、なぜ描いたんでしょう、清水先生。

映画化が決まったから?(公表前に決定してますよね。)営業的に??
やっぱり二人の関係が気になって、清水先生としての続きがあって描きたかったから?


もしかしたらですけど、今回の連載で

 あおき なぜ 気づかない お前が一番手のかかる家族だ

というセリフが一番書きたかったセリフなのでは?

いや、すみません、ごめんなさい。
だって、第九編から手紙のこと引きずってて、何か最後まで残しちゃったし。
その薪さんの手紙の返事が、青木くんの「家族」をなぞって「家族だ」で返したんじゃないのかな。


読めば読むほど、私、このセリフとラストシーンでグッときます。
確かに、「家族」なんですけど、表面的な言葉じゃないと思うんです。
もう「家族」って思うほどの想いなんです。
誰かを好きになって、その人を「家族」って思うことは、すごい深いことなんです。
本当はただの「赤の他人」、すぐに切れちゃう「他人」なのに。

好きな人たちだから「家族」みたいだ、じゃないんです。

すごく好きになったから、皆「家族」になろうとするんじゃないでしょうか。
それを一般的には「結婚」っていう形をとるけれど。
薪さんにとっての「家族」は前回の記事にしたようにきっと、かけがえのない護りたいもの。

それくらい深いところでおもってるってこと。

「一番手のかかる」なんて、そんなふうにおもって愛されたらこれ以上はないです。
だって、「だから、だけど、なによりもだれよりも一番手をかけるよ」ってことですから。


確証はないのですが、薪さんが自分から青木くんを掴んだのはおそらく、3巻(番外編)と
7巻のヘリから帰ってきた青木くんの病室でのシーンくらいだと思う。
いつも掴みそうで、でもやめる、みたいな感じで。

それを今回ははっきりと握っていて、後姿は切なくて。
「僕の、僕の大事なあおき」って言っているみたいです。
でも眠っているときに、こっそり握ることくらいしかできない。こんなにも好きなのに。
そう思ったら、もう、言葉も出ません。

初読のとき、このラストシーンで私、発作起きそうになりましたもの。胸がドクンって。
(突発的に脈が異常に早くなる心臓の持病があるんです)
マンガ読んで発作起きそうになったのは初めてですよ。


そして、このセリフは、薪さんと青木くんが普通の?関係であってほしい人や、そこまで薪さんのことを思っていない読者にとっても、さらっとしていて、「家族愛」に満ちた、いい言葉だと思います。


まあ、「すきだ」は絶対に言っている、ことが前提なんですけどね!
一般読者は口パクと合わないじゃん、でも、ま、いいかって感じですかね。
わざわざ「すきだ」っていってました、って解説しないほうが繋がりますもんね。

どっちかな、「すきだ」のあとに、手を握って、「お前が~」って改めて言うのか、
「お前が~」のあと「すきだ」で手を握るのか。う~ん、どっちだろう。
もう、「すきだ」がなかったなんて言わせないヨ(^_-) ←超ポジティブシンキング!


と、薪さんの気持ちシリーズを二日続けてみました。
(薪さんLoveだもん)


本当に、言葉って難しい。幾らでも解釈できるもの。うまい言葉選ぶよね、清水先生は。
だから、したいように解釈する(言い切った!)
第九の中で一番なんて生ぬるい解釈私には出来ません。無理っす。



あとは手紙を持ってった、やっちゃん。さあ、困ったね。
BLにならない、満足のいく終わり方がはたしていつか来るのか?
(私はむしろ、ガッツリBLでいって欲しいくらいです)


そろそろ、次からは落ち着いた(えっ?)感想諸々にしよう。
記事の畳み方分かりません。長く表示されてごめんなさい。


タグ : 秘密 OriginalSin 感想

23:42  |  「Original Sin」  |  CM(4)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

Re: 来ました~

うわ。ありがとうございます。ほんと無理矢理自己満足達成のためのブログにきていただいちゃって。もう滝汗ものです┐('~`;)┌

私もあのラストページで薪さんの心の声をすべて表現してると思います。

あのアングルいいですよね!ちょっと引いた位置から見た二人。何も知らず、仏様(いや、死んじゃいないけど)のように穏やかな青木くんと、感情を抑えきれない薪さんの後姿。(T^T) 病室の二人だけの空間。うぅ。


薪さんは伝えたいけど、今の関係(たまにだけでも会える、見れるだけでも、の)を失いたくないから、伝えない、そんな片想いだから、美しいし、ずっと何年も想い続けられるんだと思います。これは人によりますけど、私も長いことしてましたもん。

なにものにも替えがたい尊い家族であり、恋心もそのままにある!そうですよね。薪さんの恋心って決してプラトニックじゃないと思うんです。だからかえって全てを抑え込もうとしているのがみていて苦しいです。

コミックスでもこのページが 「Origenal Sin」 のラストページであって欲しいです。グッとききますよ。いや、モヤモヤするのか?(笑)


記事の畳み方ありがとうございます。
プレビューじゃ、そのまま表示されたんでわからなかったんです。ありがとうございます!!!

夫もいるしで、GW中はPC触ってられないので(や、バレたくないし)、GW明けに再編集します。

何から何までありがとうございます。
ヒマだーってときにでも遊びに来てくださいね。
ヤマネ | 2015年05月03日(日) 09:14 | URL | コメント編集

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 | 2015年05月03日(日) 07:17 |  | コメント編集

Re: ありがとう~( ;∀;)

コメント2本もありがとうございます (T0T)
チューリップきれいでした。

「家族だ」は、「あおき~」からラストページまで、文字(言葉も活字の大きさも)と画のレイアウト全ての流れが私の胸にきました。
勝手な感覚というか深読みなのかもしれないのですけど、初読の時、言葉では上手く言えない胸につまるような切ない思いだったんです。

でも、皆さんの感想やコメントからそんなのは含まれてないのかと、モヤモヤしました。

それで、改めて読んで感じていったことを突き詰めて、最高の告白であり、返事であると解釈しました。
オブラートに包んだ比喩的で素敵な、でも、言葉そのままにもとってもいい、そういう言葉で表現されたと思いたいです。
「Origenal Sin」のラストの言葉なんですから。清水先生だって、想いを込めて選ばれた言葉だと思います。

だからこそ、各々の解釈があっていいと思います。なみたろうさんが私と同じく切なくも嬉しさを感じていたのなら、私もとても嬉しいです!

ヤマネ | 2015年05月02日(土) 22:30 | URL | コメント編集

ありがとう~( ;∀;)

ヤマネさん、
私も薪さんの「家族」って、青木の「家族になって下さい」を受けての「もう家族」って返事であって、しかも言葉そのままじゃない、ものすんごく愛を込めた返事だと思っています。
ありがとうございます!!
読んで嬉しかった~( ;∀;)
なみたろう | 2015年05月02日(土) 12:39 | URL | コメント編集

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