「秘密 -THE TOP SECRET- 」のあれこれと日常のもろもろ
映画「秘密」 感想―オレ様映画…
2016年09月02日 (金) | 編集 |
「秘密」の映画を観に行きたい。
絶対ラストチャンスだから行く。
でももし、台風や風邪で子供達が家にいたら行けないので、週末行きたい、絶対……

と、数日前に夫に訴えたんですけど、急に自分も観に行きたいと言い出した夫……(; ̄Д ̄)?

ま、もうレイトショーしかないんで行けないんですけれど、なんと急に1巻からまた読み出しました……(笑)
今度は新装版で、プロフまで真剣に読んでるよ←さすが漫画好きのオタ

うん、このまま「可視光線」まで頑張ってー(薪さん→青木くんは理解済の夫)



さて、そんな我が家のことはどーでもいいんですが、前回の記事で、

「思ったより普通に面白かった」

と、ぬるい感想を上げています。

これは、本当にそう感じたのでそう書いたんですよ。

点数も50点、可をあげていい、とまで言っているのに、

満足度、でいうと、20点くらいです。


いやー、いきなり、辛口もどうかな、って。
最後まで見れたし、まあ、面白かったと思うんです。
もっと我慢できないくらいになってるかと思ってたんです。

正直、大友監督の「原作MRI装置」をディスった感じの発言が、オレ様MAXで気に入らなかったし、「脳を見るなんてロクなことない」ってことも気に入らなかったんです。
酷評されているし、まあひどいんだろうな、と思ってたんです。

だから、皆さんから見たら、ええ??って思われるような、ぬるい評価なんです。
こんなに最後までちゃんと見れるとは思わなかった←しつこい…

そもそも映画はツッコミどころ、不満、ええ??はあるもんだと思っていますし。

でも、満足はしていないんです。
もっと面白くできたはずなんです。



いろいろありますが、どうしたらいいか、というと、

1.監督は「脳を見る×」じゃなくて「脳を見る○」の人のほうが、薪さんや第九の苦悩も深く描けたのでは。

2.脚本は脚本家に任せる。

3.もっとすっきりと。


以上です。


はい、すっきりし過ぎです。


以下は、オレ様映画「秘密」に対する感想なので、あ、やばそう、と思ったら読まないほうが良いかと思います。
別にディスってはいないんですけど、結局はそうなのかな。







***************************




1.大友監督と薪さんのキャラのスタンスの違いがまずい


 映画監督としての力量とか、そういった問題ではなく、この映画の主旨がはっきりしない理由の一つは、大友監督の考えと原作の考えがが合っていないことだと思います。



 大友監督は、
  「脳は見られたくない」
  「脳を見たらロクなことはない」
 という考えです。

 人それぞれの意見や考えがあるので、それはそれでよいのです。


 原作の第九編は「脳を見ること」=「正義(真実を知る)ため」であり、
 それは興味本位の対象ではありません。


 けれど、大友監督のスタンスは「脳を見る×」なので、第九の立場とは異なります。
 映画では真鍋刑事がその立場に立ちます。

 もし、この映画が真鍋刑事の視点で描かれたら、もっと大友監督のスタンスが主題としては明確になったのではないでしょうか。

 映画は別物なので、原作を読んで感じた考えた監督なりの作品でよいと思います。


 ですが、大友監督は、「薪さんのトラウマにありながらも、警察の立場で孤高に立ち向かい、第九を引っ張っていく」、という人間ドラマも描きたかった。


 でも、薪さんは、「MRIに身を削っても懸けている」ような人です。
 真実を明かし、被害者、加害者、遺族、皆のためになるように。
 薪さんがトラウマにありながらも、室長としてMRI捜査に当たっているその強さや美しさの背景には「MRI=正義」「脳を見る○」です。


 薪さんを描くためには、大友監督のスタンスと逆の立場を正義として、描かなければならないのに、それはやはり描けていないから、どうしても薪さんの人物像が浅くなってしまう。


 だから、何がいいたのかぼやけてしまう。


 はっきりと「脳を見ることは×」でいくなら、真鍋刑事やケビンのような外部からの立場の人を主役として、そちらからの視点としたオリジナルの(第九じゃないどこかの研究室とかでもいいし)ストーリーにしたほうが、映画を観た観客も感情移入がしやすく、映画としてもわかりやすかったと思います。


 「トラウマを抱えた薪さん」を描きたいなら、「脳を見ること○」という立場も深く描き、秘密を知る苦悩も(決して感情が流入するからしんどいだけではないということ)描いて、観客には薪さんに感情移入できるようにすべきだったと思います。

 そして、「脳を見ること×」という見解は、世間的に反対されているとか、絹子に「ゲス野郎」発言させるとか、真鍋刑事にしてもあそこまで主張しないとか、何らかの方法でサブの見解として出すべきだったのではないでしょうか。


 この監督のスタンスと、薪さんというキャラのスタンスが違うことが、どっちつかずになり、映画のバランスを悪くしたと思います。




2.2つの話を繋げたこと


  貝沼の話と絹子の話を無理やり繋げる必要はなかったです。

 絹子の話は、MRIで初めて「事実とされたこと」と「真実」が違ったということがわかる、という衝撃的な話なので、分かりやすく映画にしやすい話なのだと思います。
 なので、それだけにして、真鍋刑事を主観にした映画にすれば、MRI映像の面白さも出せて、大友監督の「脳を見る×」という立場で描けたのではと思います。

 どうしても薪さんのトラウマ、に拘るなら、もういっそ、鈴木さんとのことは回想でもよかったんじゃないでしょうか。

 でも、やっぱり貝沼で薪さんのトラウマや、鈴木さんとの友情を描きたい!というのであれば、あの順番で事件は起きて、絹子の事件で忙しいのに、貝沼の催眠自殺も起きて、でも全くつながりはない、でもよかったと思います。

 たまたま、事件が重なって薪さんのストレスMAXって感じにすれば。
←ヒドイ、乱暴…

 絹子で忙しいときに、鈴木さんの脳まで見なきゃいけないんじゃ薪さんたまったもんじゃないし、映画の観客もなに?ってなりますけど。


 大友監督もこの2つの話を繋げるのには、相当苦心したと思います。
 お蔭で後半、見事に失速しました。

 貝沼か絹子かに絞るか、初めから脚本家の方にストーリーは考えてもらったほうがいいと思います。





3.セリフで説明


 映画を観ていて意外に思ったのが、セリフで説明しているところが多かったところです。
 しかもセリフがイマイチ。

 もう少し、脚本でセリフじゃなくて映像を工夫して見せたほうが分かりやすく、かっこよくなったんじゃないか、という気がします。

 特に絹子と真鍋刑事。



4.何かと設定変更多過ぎ


 別に設定変更しなくてもよかったんじゃないか、と思うところが多々ありました。





5.大友監督のオレ様MAX


 あれこれやりたいことがあったんでしょう。

 それがよくわかります。
 そして、オレ様、やりすぎちゃった感が強いです。
 大友監督大好き、って方以外はちょっと退くくらいです。


 ① 脳内映像。記憶の映像化。

 ② 科学的な根拠に基づく可能性

 ③ 説明せずに、観客に様々な解釈を委ねる

 ④ モチーフを散りばめた、遊び

 ⑤ その結果、残念にもあちらこちらで整合性が取れなくなった




 映画公開前のインタビューや発言から、大友監督の「MRI装置」のこだわりと、かなりの自信から、『これはかなりのオレ様映画だな』と思っていましたので、まあ見事にその通りでした。覚悟していたので、そんなもんかな。



① 脳内映像、に関しては、犬のジョン(ZIP)を除いて、よかった

 大友監督、「秘密」を読んで面白いな、映像化したらと考えたときに、MRI映像は漫画ではコピーで粗くするという処理を清水先生は工夫されているのですけれど、映像では動画でカラーですから、もっと自由に揺らぎを含めて面白くなるとイメージされたんでしょう。

 せっかくなのでもっと全編にわたって脳内映像を生かしたほうが、後半も良くなったと思います。



② MRI装置、捜査官側に装置を装着するのは無くしたほうが良かったかも


 MRI装置や、頭がい骨を外したり、ヘッドギアを着けたり、一生懸命考えたんだろうなと思います。
 
 「脳を取り出して」というところに、どうしても引っかかったんですね。
 私も、原作のかなりいろいろなところにツッコミを入れていますが、ここは思わなかったんですけど、大友監督は気になってしまった。脳だけで生きた状態と同じにできるかと。

 映画を観た後で、パンフを見たら、その絡みの方々に手モデルで出演までしてもらっていたくらいなので、相当こだわったのでしょう。

 印象としては、
 自分が納得できるMRI装置を追求したら、大掛かりになって、すごく満足して、これだ!って思った。
 だからとにかく、それを皆に見て欲しい。


 それが行き過ぎて、原作のじゃリアルじゃないけど、これなら誰だって納得でしょ、オレのは科学的根拠あるよ!
この発言で原作ファンを敵に回しました…


 確かに、初めてのMRIのシーン、装置も大掛かりで遺体も脳だけ復活させるようなビジュアルで、見ている青木くんも辛そうで、原作を知らなければそれなりにそんなものかと入っていけたような気がします。


 ただ、その設定のせいで、いろいろツッコミができてしまったのも事実です。

 あれは、遺体側をあの身体ありの状態でOKにして、捜査員のヘッドギアなし、デジタルデータ化するだけにしておけばよかったのに。インパクトはほとんどなくなりますが。
 それならもっと何でもアリだったんです。

 捜査官が必要だと、あの9人の同時死亡時はどうやって全員分の脳をデータ化したのか。捜査員1人に付き被害者1名では足りない。一人で何度もヘッドギアを着けた人がいたのか。
青木くんがヘッドギアを着けたときは、随分捜査員に負荷のかかる仕組みで大丈夫なの?って思わせたのに、いつのまにか9人分もの記憶のデータ化、やっちゃえるんですね……

 犬(ジョン)の脳と人間(捜査員)の脳を繋げて、映像化したのかとか。
 色覚も視野も視点も違うのに?たぶん、脳の仕組みも違いがあると思うよ…


 ストーリーとの関連ももう少し考えたほうが良かったのではないでしょうか。



④ 解釈を委ねる


 原作が解釈を委ねる作品なので、同じようにやってみた、っていうことなんでしょうか。

 これはうまくいけばいいんですけど、そうじゃないと厳しい。
 映画なので、漫画と違って、自分のペースで思考を中断できない、流されてしまう。

 映画を観終わった後に考えるなら、それはあまりたくさんあったら覚えてはいられない。解釈を委ねるなら、結末と、いくつか「考えてください」とわかるところだけにしてほしいです。

 もっとポイントを絞ったストーリになったなら、すっきりとして解釈を委ねたいところ(あえて説明しないところ)も明確にできたのではないでしょうか。
 ストーリーも盛りだくさん過ぎて、説明不足なのか、解釈を委ねたいのかわからないです。




⑤ モチーフ散りばめたつもり…


 モチーフであって、伏線ではないんですよね。たぶん。
 モチーフ、あんまりいらないんじゃないでしょうか、この映画には。
 特に、鍵。
 いくら「秘密」=「鍵を掛けておきたい」みたいなものでも。

 小道具にこだわるより、もっとはっきり違和感を感じる部分があるので、不要なモチーフはいらないと思います。

 もっとすっきり、がこの映画の必要なことじゃないでしょうか。


 「秘密」の後に公開が控えている「ミュージアム」は確かにモチーフがいろいろ出てくるんですが、それはモチーフが重要なので。
 同じミステリーといっても、「秘密」は違うんです。



⑤ 整合性

 もう、あっちこっちなので、いいです…
 もう少し、整合性が取れるように考えたほうが良かったんじゃないかなと思います。
 残念です。





6.最後に


いろいろ書きましたが、もし、続編をやるとして、大友監督でも別にいいです。
その時は、脚本は脚本家に書いていただきたい。
内容はすっきりとしてほしい。
モチーフ散りばめたり解釈したりいらないので、娯楽映画として作ってくださったほうがたぶん、うまくいくと思います。

せっかくなので脳内映像は生かしてください。

もう続編、ないけど、たぶん。




まだ皆さんの、詳細の感想を読んでいないのでわかりませんが、全体を通じた感想はこんな感じでした。

あと、個別にこうしたらよかったのに、と思ったことがあったので、それを次回に回します。


今回も長い巻物、お付き合いありがとうございました。



コメント
この記事へのコメント
Re: えっ!?
鍵コメSさま

お返事遅くなり、申し訳ございません。コメントを書いた事すら忘れてしまいますよね。
すみません。

そうなんです、大友監督はMRI反対はだったんです。
ならば、大統領の話を日本の近未来にでも置き換えて、話を作ればよかったんですよ。
最近の舞台とか、映画の中では頻繁に、「神の領域」って言葉を使っています。

私も最初に、MRI反対っていうのをインタビューで見たとき、ショックでした。
なぜ、この映画を?と。

> いや、全面的に賛成しろってんじゃないですよ、わたしだって自分の脳見られるのは嫌ですし。でもさ、
> 「ロクなもんじゃない」とは思わないよ? 実際にそれで事件解決してるし、命を救われる人もいるんだし。
> でもその反面、マイナスなこともあるし、悪用されることもある。MRIは神の目じゃない、万能じゃない、という主張ならともかく、最初から「脳を見る×」の人が撮ってどうするわけ? そこから意味が分からないんだけど?

うーん、やはり映像的に撮りたかった、っていうことなんでしょうか。
だから、「脳を見る×」で「脳内映像を撮る」なら、大統領&ケビンにすれば良かったのに、とも思うんですけど、薪さんを、らしいんです。

でも薪さんも、あの映画だと喜怒哀楽がほとんどなく、それもあまり抑揚がなくて、淡々としている。
それでいて「内に秘めた苦悩」を、ということなんですけど、結局一人で鈴木さんのMRI見ちゃって、少し解放された?(後ろ手を組まずに歩くようになる)っていうのも、どうなんだろう…

だから映画を観て、どっちつかず、中途半端なかんじがして、映画は「何が言いたかったのか」、といわれているんだと思いました。

大友監督のインタビューはいろいろあるんですけれど、
恐らく
7/17に行われたトークイベント「Meet the Filmmaker」
で、はじめて「脳を見る×」の発言があったのだと思います。
そして、これ以降、ますます加速してあちこちで「脳を見るのはロクなことにならない」発言していくようになっています。

※このブログの、2016/7/28の記事、
『映画に関するインタビューいろいろ』→
http://yamanenomori.blog.fc2.com/blog-entry-166.html
でまとめてあります。
2016/09/12(月) 16:19:01 | URL | ヤマネ #-[ 編集]
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2016/09/08(木) 16:25:41 | | #[ 編集]
Re: あはあ~( ;∀;)
なみたろうさん

> なるほどなあ、視点を誰に置くか…
> うん、それでワケわからんことになってんのか。
> そして台詞には日本語の妙だとか、人間性とか、なかったわー。残念。

 一言でいうなら、中途半端、なんです。
 真鍋刑事の巻き込まれて…という外部の視点で反対なら、反対でいいし、薪さんの苦痛なら苦しくっても頑張っているのを見せて欲しい。
 客観的に、というなら、どちらも同じように深く描かないとなのに、どちらも上っ面なので。

 セリフは…
 名セリフが山のように原作はあるのだから、もっと流用すればよかったんです。
 そして、私、俳優さんのことよくわからないのですが、見ていた感じ、もっと表情とか仕草とか、シチュエーションでずっとあらわせるところあったんじゃないかな、と思ったんです。俳優さんたちの演技には引き込まれましたから。
 それなのに、時々、説明くさかったり、スマートじゃないセリフが入ってくるから、残念な感じでした。

> 私恥ずかしながら昔、字幕翻訳を勉強しようとしたことがありまして。翻訳には英語力も大事だけどそれ以上に日本語のボキャと字幕枠の文字数にピッタリ合わせてしかも話にもピッタリ合わせてくるセンスが必要だと。所謂うまいこと言うセンスが。

 翻訳家の戸田奈津子さんがおっしゃってましたよね、日本語の力が大事みたいなこと。
 それがすごく難しいって。
 
 この映画、海外での公開も決まったと言ってましたけど、そちらでどう翻訳されてうまい具合になるのか、意外と日本でこのまま観るよりいい感じになったりするのかもしれませんよ…

> なんかなあ、映画監督とかよりSF監修、とかやれば良かったんじゃないかなぁ。
> やっぱりカラオケBOXで勘違いしてる男と同じに見えるなあ。

 ぷぷぷ。。。
 でもですね、私も映像だけはよかったんじゃないかと思ったんです。
 映像のセンスはすごくいい人なんじゃないでしょうか。
 それぞれの映画でポイントになる映像をイメージして作る、というのは。
 るろ剣は、アクションシーンですし。

 なので、映像作家みたいなほうがあっているのかもしれないと思います。

 あとは、やはり、凄腕の脚本家が必要な気がします。
 もう脚本はやめたほうがいい…
 
> あ、ご主人と一緒だったんですね?(°▽°)ご主人の感想も聞きたいなあ!

 あ、夫は観ていないです(笑)
 観たかった、ようですが。平日の昼は休めないしたぶん、観る機会はないと思いますけど、DVDが出たら借りてみたいと思います(新作半額とか、そういう安い時じゃないとみる気がしないと言われそう)

 ただ、パンフレットの表紙を見て、
 「微妙だよねぇ~。薪さんがタートル着ているからって(1巻再読したばかり…)、タートル着せなくても」っていうくらい、やはり、タートルに反応していたのがおかしかった。
 後は、モニカをみて
 「え?貝沼?(←声が裏返る)カラコン?カッコいいじゃん、違うね、あのおっさん?」
 という、やはり誰もが気になるポイントに目がいってました。
 
 今は2度目の原作を読んでいるところですが、すっかり以前読んだ内容は忘れているようです。
 おかげで微妙に話が通じません!早く全巻再読してもらいたい…
2016/09/05(月) 18:28:40 | URL | ヤマネ #-[ 編集]
Re: お見事です!!
ゆけさん

> 言いたかったけど言う頭がなかったことを全部言ってくれたーーー(TДT)
> もう全部、ほんとそれです!

いやいや、きっと皆さん、既に書いていたことなんでしょうけど。
まだ皆さんの感想読んでいないので、ダブってるんじゃないかと…汗
同じ感想でしたか!ですよね!←急に強気

> 「脳を見る×」発言の時はほんとに、ええっ!?じゃあどこに感銘を受けたって言うの???って、監督の解釈探しの旅が迷宮入りしたんですよ……。

 私も、ストーリーが貝沼と絹子らしいとわかって(キャスティング発表で)、ああ無理ぽ、ってなったので私は、「脳を見ることは、辛く悲しく大変だが、それでも正義とすべての人のためにあるのだ」というのが、描かれていることをみようと思っていたら、「脳を見る×」発言で、もうこれ見たいけどどうなんだろう、どこを期待すればいいのだろうと思いました。

 その、監督の意見を代弁するかのように、様々なメディアでの俳優さんへのインタビューと答えが、
 「脳を見られたいですか」「イヤです」(脳を見られたいって答える人いるわけがないじゃん…)
 そればかりになり、なんか誘導されてる―――
 って思いましたもん。
 俳優さんたち、「イヤです。でも大事なことなんです」とは続きませんでしたもんね、「ロクでもない」って監督が言っちゃってるから。

> MRIのくだりも、もう首がブンブンで!
> 私なんかお前の母ちゃんデベソー!ぐらいしか言えなかったのに……( ̄▽ ̄;);
> スパーンと!きもちいい〜〜T^T

 ぶばぁっ( ≧∇≦)
 あのあたりの、矛盾というか整合性がない、というあたり、原作読んでいない人は問題なかったのなら、まあ多少は目を瞑りますが。
 たぶん、世間はそんなに甘くない、と思います…

> 次なんだろう……わくわく。

 次は、細かいツッコミが多すぎて(こうしてほしい…みたいな)、書いていながら、だんだん記憶が薄くなっていく自分が恨めしいです(笑)
2016/09/05(月) 17:32:00 | URL | ヤマネ #-[ 編集]
Re: そうそう〜〜!!
にゃんたろーさん

> MRIの装置ね〜〜!!そうなの!
>
> あれにしたことによって、捜査官への負担のわかりやすさとか、見た目のインパクトとかは確かにあるんだけど!!
> 犬は……?とか。その人数誰が見たの……?とか。鈴木さんのご家族は何も言わないの……?とか科学的にこだわるわりに剃髪しないの……?とか利点を上回るツッコミどころが出てきてしまい………。

 MRI装置、あれだけ大友監督が「科学的」とか、「現実には」とか、さんざん(ちょっと違うかもしれないけれど、こんな感じで)言っていたので、そうなのか?と興味を持って見始めたのですけど。
ほんと、最初の青木くんがMRIを見るシーンで(ツッコミどころはあるものの)、そうか、大変だね、原作知らなければ、MRIという言葉のイメージで(省略する言葉の意味は全く違うけれど)、あのドームがMRIみたいだし、ヘッドギアも電極みたいなのを着けているシーンが、今現在の脳波計みたいだし、で、突拍子もない、とか思わずに見れるのかな、と思って見ました。

 でも、どんどん話が進むにつて、9人のデータ化や犬の脳の矛盾やおかしいと思うところが出てきました。

 そうそう、鈴木さんの遺体もそのまま保管されていたんだ、と思うとその時点でいつかMRIしますよということで保管されていたっていうことなんだと思うんですけど。
 いや、正当防衛とかなんとかありますけど、例えMRIにかけられたとしても(事件の当事者として)、遺体をずっと保管されっぱなしとか、第九の都合でMRIをやるとか、絶対うんと言わないと思います。
 あの、薪さんがMRIを見た後で、唐突に遺体が帰ってくる……鈴木さんの家族も大変です。

 剃髪も…
 頭蓋骨を切るなら、まず剃髪してからですよね…
 映画、すごいですよね、真ん中で頭皮を切って、めくる…
 鈴木さんは、チルドか冷凍保存されていたと思うんですけど、そういう遺体の頭皮があんなふうにめくれるものなのかとか。
 
 医学的なのか、科学的なのか、ご都合主義なのか、大友監督自信作のMRI装置のはずなんですけど、どうもちょっと、でした。

> あとセリフーー!!!
> ほんっっとうに台詞のセンスのなさに愕然としましたよ〜〜!!
> なんでなんでーーーって思いました……。
> あんなわかりにくいとか言うくらいならあんな説明くさい台詞にしなきゃいいのに!!って………

 あっちこっちで、わざわざ説明するようなセリフ(笑)
 脚本を書くときに悩んだのなら、原作を読んでもうちょっと画で見せたり、いいセリフを見つけたりして使って欲しかったと思います。
 当然、セリフで言わないとわかりにくい、説明が必要な設定や状況もできるだけ無くしたほうがいいですが。

> ……いやまあ、はい……。いまさらですよね……。

いまさら、ですけど。
やはり、脚本ですね…

作り直したもの(編集しなおして、セリフはアテレコして)、観たいな…
2016/09/05(月) 17:19:18 | URL | ヤマネ #-[ 編集]
あはあ~( ;∀;)
これは……!!
これぞ教授が教授たる所以!!(°▽°)
分かりやすくて理論だってて、ぐぅの音も出ないてヤツだざまぁ見ろ!(誰に言って…)
なるほどなあ、視点を誰に置くか…
うん、それでワケわからんことになってんのか。
そして台詞には日本語の妙だとか、人間性とか、なかったわー。残念。

私恥ずかしながら昔、字幕翻訳を勉強しようとしたことがありまして。翻訳には英語力も大事だけどそれ以上に日本語のボキャと字幕枠の文字数にピッタリ合わせてしかも話にもピッタリ合わせてくるセンスが必要だと。所謂うまいこと言うセンスが。
結局ハリウッド映画には英語圏の文化…例えば第〇代大統領のスピーチからの引用や聖書からの引用など、が多いので、そこまで深い知識が必要と簡単~に諦めましたが(笑)
そうゆう、台詞に対する美学、とはほど遠かった。なんとか言ってやってよなっちゃん。

なんかなあ、映画監督とかよりSF監修、とかやれば良かったんじゃないかなぁ。
やっぱりカラオケBOXで勘違いしてる男と同じに見えるなあ。

あ、ご主人と一緒だったんですね?(°▽°)ご主人の感想も聞きたいなあ!
2016/09/03(土) 22:44:58 | URL | なみたろう #-[ 編集]
お見事です!!
言いたかったけど言う頭がなかったことを全部言ってくれたーーー(TДT)
もう全部、ほんとそれです!

「脳を見る×」発言の時はほんとに、ええっ!?じゃあどこに感銘を受けたって言うの???って、監督の解釈探しの旅が迷宮入りしたんですよ……。

MRIのくだりも、もう首がブンブンで!
私なんかお前の母ちゃんデベソー!ぐらいしか言えなかったのに……( ̄▽ ̄;);
スパーンと!きもちいい〜〜T^T

全体を通してさすがといいますか、やっぱり馴れ馴れしくしていい人じゃなかった…!!;; と恐縮しまくってますけど…。(…じゃあ治るのかと言われると、うーん…;;イマイチ自信は……;;;; ←おい)

次なんだろう……わくわく。
2016/09/03(土) 03:37:04 | URL | ゆけ #-[ 編集]
そうそう〜〜!!
いや、また首がガクガクするくらいうなずいてしまいましたが……

MRIの装置ね〜〜!!そうなの!

あれにしたことによって、捜査官への負担のわかりやすさとか、見た目のインパクトとかは確かにあるんだけど!!
犬は……?とか。その人数誰が見たの……?とか。鈴木さんのご家族は何も言わないの……?とか科学的にこだわるわりに剃髪しないの……?とか利点を上回るツッコミどころが出てきてしまい………。

あとセリフーー!!!
ほんっっとうに台詞のセンスのなさに愕然としましたよ〜〜!!
なんでなんでーーーって思いました……。
あんなわかりにくいとか言うくらいならあんな説明くさい台詞にしなきゃいいのに!!って………

……いやまあ、はい……。いまさらですよね……。

また続きもお待ちしてます(^^)
2016/09/03(土) 00:55:20 | URL | ねこじゃらしにゃんたろー #JalddpaA[ 編集]
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