「秘密 -THE TOP SECRET- 」のあれこれと日常のもろもろ
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秘密3巻 「2005」感想
2016年05月17日 (火) | 編集 |
お久しぶりです。

第九編、感想です。今更です。

しかも、この感想書いたの、最初昨年の7月。
ブログにとりあえず編集状態でUPしたのが、今年2月。

やっと、読み直ししてさっさと終わらせたい一心でUPします。
すみません。ほんと、今回の感想ダメ出しくらいそうなんですけど、ごめんなさい。
編集が終わったので…
さらっと、やりましたという、既成事実です…汗

あと、後日、カテゴリ編集します。ちょっと読みにくくなってきましたので。
ということで、いろいろ申し訳ない、「2005」の感想です。




MRIの見せるテーマは、今回は特別にはないような。
チャレンジしたのは冷凍保存されていた脳のMRIですが、それは事件解決の際に使用されたけれど、今回のテーマではないでしょう。

MRIを使った捜査と、現実に起きている事件が同時に重なるように起きている、というお話です。

過去の事象と同様の事象が現実に行われるというのを、ドラマや小説でもあると思います。
過去と現在をうまく切り替えながら。
たいていの場合は、過去は誰かの記憶ということなんですが、このお話も被害者となった一人の少年の記憶です。が、それを語らせるという形ではなく、MRIの映像で、捜査員たち(=他人)が見るという手法になっています。
この記憶の持ち主は死亡しているため、何も語ることはできず、過去の記憶映像の中には言葉もないため、どんな会話をしていたかもわからない。不明点がある過去とともにお話は進みます。今、生きている人の記憶ではなないため、過去が変更されることもない(思い出しなおすや、追加で思い出す、といったことがない。過去は最初に提示されたものそのままです。

制限のある記憶(=過去の事件)と、現在進行中の事件を並行で描がかれたところが、この話の特徴です。


このお話のテーマは何か、と考えたんですけど、今一つ事件で書きたいテーマがよくわかりません。
あえていうなら、この「秘密」でよく出てくる、自分の行いは自分に返ってくるということなんでしょうか。
それと少年事件の復讐と許し。

事件の被害者が加害者となり、加害者が被害者となりえるけれど、事件の傍観者もまた、なにもしないということは加害者ではないけれど、それに匹敵するものであり、それなりの反省がなければ報いがあるということなのでしょうか。

この事件を一言でいうならば、
自己保身が生んだ更なる悲劇
ということでしょう。


以下、またかなりの巻物です。要注意!!!
そして、あまり面白くないです。すみません。
4巻に行くためにも、いまいちなんですけど、感想あげます。

なので、ほんと、お暇な方だけで…



**************************




2061年8月、20歳の大学生、土屋が外出帰りに「5年前にいったい何を見た?」というメモを自宅郵便受けで見つける。周囲には誰も見当たらないが、携帯にさらに「5年前の死神がおまえをむかえにいく」というメッセージが届き、逃げ出したところを、何者かに襲われ殺害される。
そのあとすぐ発見された遺体は、「左手左足を粉砕、全身の皮を剥がされ首を切り落とした」ものだった。

猟奇的な事件として、脳はすぐさま第九でMRIにかけられた。

その事件についての新聞記事(2061年8月14日夕刊)を見ていたひとりの青年の元へ、一本の電話がかかってくる。


というところから、事件は始まります。

ちょっと全体的に、このお話は、現時点が、3つの立場からなり、過去視点がこの被害青年・土屋のMRIとなり、それぞれの立場からの視点になるため、時間経過などがよくわからないところがあります。それはおいておいて(最後にまとめてありますので)、物語を読んでいきたいと思います。



第九では被害者の少年、土屋のMRI捜査が行われていた。
被害者の最後に見た画は、着ぐるみが野球のバットで殴りつけるところで、で犯人の顔は不明だった。

MRI捜査中の第九では、青木がいないことに気付いた薪が青木の行方を尋ねると、アイスの買い出しに行ったと曽我が話す。


このあたりから曽我さんの空気読まないキャラが、だんだん発揮されていくような気がします。
そのイメージがだんだん強くなっていって、まともに捜査しているのに”残念な空気読めない人”という印象が。

そして、今井さんのアイスイジリ事件。
いつもソツのない、おいしいところどりの今井さんが薪さんに苛められる場面。
忙しい捜査中に捜査員の一人にアイスを買いに行かせた今井さんを苛める薪さん。
ブラック入っていて楽しそう。こういう時の薪さん、生き生きしています。



青木は戻ってくると、撲殺した犯人が着ていた着ぐるみが、立川にある動物公園のオリジナルキャラクター「チャッピー」であると、買ってきたアイスの袋を見せながら教える。

薪は、発見されやすく猟奇的に殺害することで、被害者の脳をMRIにかけ、「5年前」というヒントを与えることで、「5年前」の秘密を暴くのが目的だという。
5年前の記憶を探るMRIの捜査は薪が青木のサポートにつくという。


この頃はまだ主役というか目線は青木くんに設定してあるので、当然のように青木くんがMRI捜査をするのですが、サポートに薪さんがつく!というんです。

このチャッピー事件は2061年8月なので、青木くんが第九に来て1年8か月経ってます。捜査員としては経験は浅いですが、別に薪さんじゃなくても他の第九メンバーでもいいのに(薪さんがMRI捜査をやりたいんだろうけど)、薪さんが青木くんをご指名なんですねぇ。自分と二人でペアで!
流れからすると、着ぐるみがチャッピーであると判明したのは、青木くんの成果なのですが、やっぱり(〃艸〃)って思ってしまう。
3巻というのは、このあと、随所で垣間見られる、薪さんと青木くんが精神的に一番親密な(安定している)時期なんですね。

あの絹子の時(特捜で一人で捜査=薪さんがサポート)も、青木くんをご指名でしたし、やっぱり薪さんは青木くんと一緒にいたい、捜査したい、指導したいほど目にかけているってこと(ま、それだけって思わないのが腐女子的視点…)なんですよね。



その数日後、殺害された土屋の葬儀が行わる。土屋の死亡記事を読み、電話を受けていた青年=片岡は葬儀後、自然公園リゾート跡地へ向かう。電話の主である西澤から「5年前の件」で相談したいという呼び出しを受けていたのだ。

もう、ここで怪しい…って思うんだけどね、片岡は「リゾート跡地」へ行ってしまう。(;´∀`)・・・
それは「5年前」に秘密があるから。
到着すると、呼び出した西澤は遅れているようだが、そこには「5年前」に同じ塾だった他の3人もおり、死亡した土屋も含めて同じ塾のメンバーであったが、土屋が死亡したのは「5年前」のことのせいではないかという。


一方、青木の進めるMRI捜査では、死亡した土屋は5年前の2056年8月18日未明、参加していた学習塾の合宿所を男子4名女子2名で抜け出し、廃屋でチャッピーが子供の足を切断するシーンを目撃し、チャッピーに追いかけられるが、逃げ切っていたシーンが映っていた。その前には何かの皮膚を見つけていることも。
MRIの捜査に合わせ、合宿所から10KM以内の廃業した病院の捜索にもあたる岡部。


その頃、元塾の集合したメンバーたちは、停電したホテル?で、帰宅の相談中に通路に小型の冷蔵庫を見つける。その冷蔵庫に見覚えのある片岡達。片岡が冷蔵庫を開けると、顔と体の一部の皮膚を剥がされた、西澤の遺体が入っていた。
恐れをなした片岡達は帰ろうとするが、乗ってきた車が壊され、雨脚もひどくなり帰宅の足を奪われる。呆然とする片岡達。


一方の第九では、チャッピーによる凶行を見ているのに、6人(片岡達と、西澤、土屋)はなぜ、警察に行かなかったのか、この事件の報告がどこにもないのはなぜなのか、5年も秘密にしていたのはなぜなのか、といった疑問が浮かぶ。それに合わせ、この5人(土屋を除く)の所在を確かめるが、所在が不明ということが判明する。
そこから、薪は今回のチャッピーのターゲットは「土屋ではない」、「はじめから土屋ではなかったとしたら?」…(誰なのか、教皇も目撃した全員なのか)


えーと、この先から、連載の2回目となるんですが、薪さんが上着を脱ぎ、半そでYシャツ姿になるのですが、なぜか、ネクタイを締めているんですね。ネクタイ締められなかったんじゃないの?
最後のほうで、また上着を着るんですけど、そうするとまた、ノーネクタイになっているんです。うーん???
ノーネクタイは単なるファッション??
ちなみに岡部さんは最初から半そでです。
土屋が殺害されたのは8月13日か14日で、衣替えの時期でもないのに、なぜかここで長袖&ジャケットから半袖に。。。
個人的な好みでは、私は、男性のYシャツは夏でも長袖の袖まくりが好きなので、ちょっと半袖は、っていうことで気になるだけです。



土屋の遺体の損壊された、左手、左足、皮膚、首の部分から、少なくとも4人が5年前に殺害されたと推測され、当時の行方不明の子供を洗い出すこととなった。

同時に、薪と青木はチャッピーの着ぐるみについて聞き込みのため、花とゆめ動物公園に向かう。
そこでチャッピーの演者でボーイソプラノをもつ、女子に間違われそうな容姿の関口佳人に会う。関口佳人には8月13日と15日に着ぐるみに入っていたアリバイがあるが、それ以上に本人が左利きで、土屋を殺害したチャッピーは右利きであったことから、薪は佳人が殺害したのではないと推測する。

その間に、MRIを見ていた曽我らが、土屋たちの5年前、なぜ、犯行を目撃しながら警察に行かなかったのかという理由を見つける。
それは、自分たちが犯行を目撃する前に、ドラッグ、飲酒喫煙、住居不法侵入、器物損壊などの行為を行っていた。匿名でも通報すれば、自分たちの行為がバレて今後の進学に影響を及ぼすことだったのだ。
自分たちの保身のため、ただそれだけのために、チャッピーの犯行を目撃しながら通報せず、自分たちだけの「秘密」にしたのだった。


廃業した?ホテルに足止めとなった片岡達は、そのうち、二人が幻覚を見始めるようになる。
到着した際においてあった飲み物に薬物が混入されていたらしい。何とか二人を縛り上げ、自傷しないようにした後、片岡は一人でもここから脱出すると言い出す。
そこで、もう一人の幻覚を見ていない、石崎は、また逃げ出すのかと片岡を問い詰める。
今、自分たちがこうなったのは、5年前に子供の助けが聞こえたにもかかわらず、自分たちだけで逃げ出し、「秘密」にしたからだと。自分たちの将来を考え保身に走ったからだと。


そのころ、佳人は自宅の母親に電話を入れ、佳人は5年前に殺害されたのだと告げる。


薪たちは行方不明の子供たちのリストから、篠崎佳人、香里の兄妹を見つけるが、その佳人はチャッピーの演者の関口佳人そのものだった。さらに、昨日、佳人から母親に電話があったこともわかる。


さらに、今度は片岡の妹である、愛が、女性の格好をした佳人に誘拐される。


第九では、チャッピーの着ぐるみの中に入って土屋を殺害したと思われる容疑者の検討をする。
このとき、小池が口を滑らせたお蔭?で薪さんがシニカルモードに入ります。
UPのシーンだけ、薪さんの髪の分け目が右分けになってる…

小池が容疑者としてあげた「大倉正」は、土屋を襲ったチャッピーの着ぐるみの焼却した破片が出た産業廃棄物処理施設を、5年前の事件の1か月前にやめていたことがわかる。
さらに、左顔面に火傷跡と左半身一部マヒを持ち、5年前に片岡達を襲ったチャッピーの左足を引きずるような行動とも一致していることなども明らかに。


会議後?青木くんが説明をしているときの薪さんの横顔が美しい。ちょっと物思いに耽っているような。
ついで、青木くんが薪さんに説明をしていると、途中を遮るように「青木」と話しかけるものの、後が、続かず、青木くんに次を促す。

この間の薪さんって、何を思っていたのだろう。
青木くんが成長したな、って思っていたのか、事件について考えていたのか、つい、青木くんの後ろ姿に見とれていたのか。



薪は青木の大倉についての説明から、殺害された子供たちの切断された部位と大倉の不完全な部位が一致すると推測し、大倉を重要参考人とする。
はたして、現在起きている事件が大倉単独なのか、別なのか、それとも二人によるものか…

二人によるものか、とまで、薪さんはこの時点で想定しているんですね。


廃ホテルのほうでは、佳人が大倉にどうやら指示を出しているようなことがわかる。
佳人の目的は、5年前の事件を明らかにすること。
これには、子供が殺害されたということだけではなく、それを見殺しにしたものがいたということを公にしたいのだ。


5年前の事件を目撃したと思われる病院を探し出した第九では、岡部さんが一人、廃病院を捜索していた。
そこで岡部が撮影している映像から、薪は何かが作動している音、モーター音のようなものを聞きつける。それを青木にも見せる。


すごいな、他の音もしている中で、モーター音が鳴っていることに気が付くなんて。これは予想していたのか、様々な音を消すしていくことも捜査の中では基本なのか。


モーター音がするということは、そこに何か作動しているものがあるということであり、薪は岡部のいる廃病院に行くことを青木に告げる。(廃病院なんだから電気止まってるはず、とかは言わないで。そこはスルーで。)
が、その時、青木が佳人の(動物公園の)ロッカーから片岡の妹(愛)の帽子の発見や、行方不明の少年たちの車のGPSから居場所が特定できそうなことなどを知らせる。

しかし、薪は、今回の事件の目的は5年前の事件で見殺しにした少年たちの卑劣さを暴くという「復讐」であるから、自分たちが行くまで復讐は始まらないので急ぐ必要はないという。そして廃病院に先に行くがと、青木を誘う。
部屋を出る際に、少し蹴躓くがそれをとっさに青木が支える。
その時に、青木は、薪の危うさ、「向こう側に堕ちてしまいそう」な頼りなさを覚える。


この頃の青木くんと薪さんが一番、近い状態でしたね。
青木くんは薪さんを上司として、人として、尊敬し、あこがれているものの、危うさを感じている。
薪さんは、青木くんを好きになっていっていて、だからこそ、頼りたい部分と、避けたい部分がある。
二人の想いはずれているけれど、それでも間に入るものはないので、それなりに安定している。
まあ、そのぶん、面白みに欠けるのかもしれない。
ちょこちょこ、そういうシーンが入っているのがこの3巻。



片岡達の廃ホテルでは、少年の一人、竹内がトイレに行ったまま、首を切り落とされているのを片岡らが見つける。
そこで片岡は、このまま殺されるのを待っているくらいなら着ぐるみを殺そう、と石崎にいう。石崎は反対するが、覚悟を決める。


廃病院についた薪と青木は、サーモスキャンを使ってモーターを使用しているもののありかを見つける。
薪はサーモスキャンのヘッドギアをつけたまま、病院内を捜索しようとするが、幻覚を見て階段を踏み外しそうになる。
青木は咄嗟に支えるが、その際に、自分が必ず後ろを支えようと思う。


この時は青木くん、「後ろを支えよう」って思うんだけどね、3巻まではね。
この想いがどうなってしまうのか。
このままだと確かに、薪さんと青木くんの関係はなんとなくで行ってしまいそう。それはそれでいいんだけれど、微妙で緊張感がもう少し欲しい気もします。



廃病院の片岡達は段ボールの中に入った、武器を見つける。これで、チャッピーの着ぐるみの頭を狙えば、殺害できると息巻く片岡と、罠だという石崎。その時、窓から何者かが殺害された竹内のメガネを置くのをみて、片岡はバットを持って追いかけて行ってしまう。
石崎は武器から、なぜ撲殺を狙わされるのか、チャッピーの中身は誰なのかという疑問を持ちつつも、駆け出してしまう。


廃病院では、薪と青木が見つけた業務用冷蔵庫の中から、切り取られた子供の5つの部位が冷凍状態で見つかった。左手足と皮膚の他に、頭部ともう一つが見つかり、冷凍された脳をMRIにかけることにする。


一足先に追いかけて行った片岡がモニタールームのモニターから、ホールに座って動かないチャッピーを見つける。片岡はチャッピーを見つけるとバットで殴り殺してしまう。
するとホールのモニターに突然、チャッピーの着ぐるみを着せられ眠っている片岡の妹、愛の映像が映し出される。


一方の薪は片岡達の居場所が分かり、向かおうとするが、その時に青木が冷凍されていたもう一つの部位がどこなのかを知らせる。また、冷凍脳のMRI捜査をしていた宇野達から映像が再現でき、編集した映像が送られてくる。


ってですね、このあたり、薪さんたちがどこにいるんだかもうわかりません。

薪さんたちは、廃病院に行っていたはずなんですけど、あっという間に戻ってきたのか。
会話をしている薪さんたちの後ろにはMRIの機器らしきものが。
そして、冷凍脳を見ていた宇野達から、「編集した画を送った」と携帯で青木に連絡があります。第九にいるなら、送ったっていうのもなんかおかしいですし、普通、内線使って、携帯に連絡はしないと思うんですよね。
でも、MRI機器って高価だろうし、あちこちにあるわけじゃないし。
そもそもどこででも見れるように簡単にその映像を送っちゃっていいものなのだろうか。セキュリティとかは?

ということで、どこにいるのかずっと疑問です。



MRI映像を薪、青木、岡部の3人で見て、薪は岡部に佳人の両親に任意同行を求めさせると、自分は行方不明となっている片岡たちがいると思われる現場へ向かう。
解凍されて明らかになった5年前の事実。
どんなに隠していても「秘密」は形を変えて姿を現す。


ここでいう、「秘密」というのは、少年たちが見殺しにしたこと、佳人が秘密にしたかったこと、全てなんだろうと思います。


片岡はチャッピーの中に愛が入っていてそれを殺してしまったと取り乱すが、その時、また、ホールのモニターに自分たちがなぜ今、こうなっているのかほんの少し前に話したときの映像が映る。そして目の前には一人の人物がいて話を始める。

5年前に、片岡達が犯行をみて逃げ出し、誰一人として警察に通報しなかったために、自分の兄が殺害され、自分は命だけは助かったということを話す。
それに対し、片岡は自分たちが子供たちを殺害したわけではないから、自分たちを責めるのは筋違いだと、犯行をしたチャッピーの中に入っていた人物である、大倉を恨め、殺せという。
すると、大倉は片岡が先ほど殴り殺したチャッピーの中に入っているという。
佳人の目的は大倉の脳を破壊することだった。誰にも見られたくない5年前に大倉にされたこと。その「秘密」を守るために。

そして、片岡と石岡は仲間割れして殺し合いをしておわるのだという。自分はここにはいなかったと。


でも、片岡と石岡の頭を割らないと二人の脳がMRIにかけられたら、こういったやり取りも全て明るみになって佳人の存在もわかるんですけどね。ちょっと佳人君杜撰?それとも、そのあたりはもう、覚悟の上なんですか?


石崎に、奇跡的に助かったはずなのに、なぜこのようなことを繰り返したのかと問われ、命は助かっても自分はもう、両親には会えない(「そんな秘密」を持ってしまった)から、自分は復讐するしか生きるすべはなかったのだという。石崎たちを手をかけようとしたその時、モニターに5年前の佳人の映像が映し出される。

映し出したのは、薪と青木だった。
薪は、佳人に向かって、殺害されたのはDNA鑑定で香里と断定され、香里のMRIからの映像を映したのだという。佳人は死んだという佳人に、薪は佳人が切り取られた部位である性器も香里の頭部とともに発見されたのだという。
佳人は、大倉が死んでもう、自分の「秘密」は守られたと思ったのに、香里が見ていた、「秘密」が両親に知られてしまう絶望から自らの首を切ろうとする。

青木は、思わず、香里は「何も見ていなかった」、だから佳人が大倉にされたことは誰も見ていないといって、佳人を抱き押さえる。誰も知らない、両親に知られることもない、大丈夫だという青木に抱きしめられ、涙する佳人。


犯人に対して、「悪」と決めるつけるような視線、態度を取らないというのが、青木くんなんだと思います。
青木くんの優しさであり、強さでもある。
薪さんからすると、犯人にも同情してしまうというのは危ういのかもしれない。
けれど、のちに、その青木くんに青木くんの資質は犯人にも被害者にも「平等」に見れるということだと言うことになります。
これは全編を通じて、また、今まで続いている「season 0」も含めて、青木くんの強み、他の人にはないところ、としています。
それは同時に、青木くんの視点で感情で読者は読むと、どちらかに肩入れせずに読めるということなんですね。
でも、残念、読者は薪さんに、ハマっちゃうんだな。そして薪さん視点で読んじゃうから。アレ?違う??




捕まり、取り調べを受ける佳人。

どうして凶行の後、大倉の元へ戻ったのかという問いに対し、大倉は食べさせてくれ、何もかもバレて両親の元へ返されたくなかったからだと。さらに、大倉は自分を殺さないのは分かっていた。大倉は自分に恋情があり、自分の思い通りにできた。今回の犯行も全て自分が調べ、計画し、大倉に実行させたのだと。

両親との面会は拒絶するものの、青木とは面会していることから、薪は、青木に家裁から証拠として採用されなくなったMRI映像を持って行けという。
香里のMRI映像は、香里が目をつぶっていたため、何も再現できなかったから証拠として使用できなかったのだと。
香里のMRI映像は宇野達が再現できたとき、何が映っていたのかすべて見ていたはずの薪。
薪が証拠を改ざんしたのは、青木が佳人に、「香里は目をつぶっていて何も見ていなかった」と言ったから。
一人の少年の自尊心を守ろうとした青木、を守ろうとした薪。


本来、薪さんは罪は明らかにするのだと思う。それはどんな罪も許せないから。
けれど、犯罪者であっても、救いたいという思いも持っている。
今回は、少年の苦しみを知った青木くんを尊重したいと思ったんだと思う。
これは、薪さんが佳人を許したり、守ったのではなくて、それは青木くんがしたことで、薪さんは青木くんを守ったんだと。
ここだけが、他の事件の決着のつけ方と少し違うと思う。
でも、「sason 0」 になると、犯罪に巻き込まれて人生が狂ってしまった人のために、罪は明らかにししていこうと思うものの、全てではなくなっていく。それは、犯罪を犯したものにも救いの手を、より伸ばすようになっていっているような気がします。



薪が青木に渡した、MRI映像を見る青木と佳人。
そこには、香里と佳人が自分たちのアルバムを見ていたときの、やり取りが映っていた。

「ずっとずっとお父さんとお母さんと一緒にいる。」という香里。
二人だけで動物公園に行き、凶行にあう前日の二人。
「守るから」といっていた自分。
「100年生きる筈だった」香里のことを思い、泣き崩れる佳人。
二人で楽しいときを過ごすはずだったのに。


事件後の後日談として、12月には佳人は「医療少年院送致」が決定し、翌年8月、事件の1年後に佳人の計画により殺害された片岡らの両親が多額の訴訟を起こしたことが記載され、この話は終わる。


青木くんは、この事件のその後の経過も見届けていたのでしょうか。
できれば、1年後の訴訟にも、何もする必要はないですけれど、ちゃんと事実は見届けていてほしいなと思います。
1年後は、そんな状態じゃなくなっちゃうんですけれどね。
直接犯人や被害者にあって捜査をするわけではない、第九だからこそ、そこで終わりではないということを心に留めていってほしいなと思いました。

そして割とこの話は後日談が現実的です。
この処分が妥当なのかどうか、わかりませんが。
きれいで情緒的な終わり方、ではなくて、損害賠償請求の訴訟などかなりシビアです。両親の自宅への嫌がらせなど。
両親との面会するように変わっていっても、佳人の罪の大きさのせいで、今後に明かりが見えません。
事件が解決し犯人逮捕となっても、その後どうなったのかわからない話がほとんどなのですけれど、この事件だけはっきりしています。
とはいえ、今回の被害者であり、5年前の事件の通報をせず、結果殺害させてしまった片岡たちのことはどうなんでしょうか。
これで、罪を償ったといえるのでしょうか。
でも、今回の被害者ということで、氏名は公開されないでしょうが、もう「5年前の秘密」を秘密にしていたことは明らかになってしまいため、今後も付いて回ることでしょう。
少年たちが加害者被害者なのに、彼らの今後を考えると明るさや救いが少ないように感じました。

「season 0」になってからは、事件をしっかりということなのか、第九編よりは逮捕後の話はあります。それでも後日談的に明るさが見える分、この話のシビアさは特異な感じもしました。




***************************


最後に。

ちょっと視点や動きが、土屋のMRI(過去記憶)と現在進行形の第九、片岡たち、佳人の3点が絡まるため、時間がわかりにくいです。
簡単にまとめてみると、この事件は驚くほど、非常に短時間でスピード解決しています。

土屋殺害の日時は書かれていませんが、夕刊記事からスタートします。

8月13日または14日
 土屋殺害
8月14日
 夕刊に土屋死亡記事 
8月15日
 土屋の葬儀 葬儀後、片岡は西澤たちと集合
 片岡たちが葬儀後そのままリゾート跡地に向かい、所在不明になる
 
8月16日
  夕方、薪さんと青木くんが佳人に会う。(「昨日15日」は、というセリフがあるため)
  ※土屋殺害から2日か3日後です。

8月17日
  佳人が片岡の妹、愛を誘拐。
  捜査本部の記者会見(着ぐるみのDNA結果)
  岡部さんも廃病院探索。
  薪さんと青木くんが廃病院で冷蔵庫と冷凍された遺体の一部を発見。
  すぐさまMRI→映像化成功
  夜中?明け方?リゾート跡地へ向かい、佳人逮捕。


最終的に片岡たちの時間経過は、失踪から発見までは、たぶん、せいぜい、まる二日ちょい(15日夕方~17日夜中?)くらいです。



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≪おまけ≫

この連載の小ネタでいうと、連載2回目終了で、清水先生は産休育休に入っています。
半年ほどで復帰し、短編ものを書いてから、1年ぶりに連載3回目から再開し、5回まで連載しています。
コミックスで読むと、どこから3回目なのか、区切りが分からないほど違和感はありません。
事件ものであるので、ストーリーはできていたのだと思います。が、このお休み中にいろいろ第九編全体、薪さんと青木くんの関係について考えていたようです。

コミックス全巻を通してよむと、次の4巻から全体を通したストーリー(青薪関係)に変化、勢い、まとまりがはっきりとした軸としてできてきます。
そのための雪子さん登場となります。
そう考えると、この3巻までは短編の連作で、あまり今後を考えていないシリーズものだったのかなと思います。

ということで、4巻以降は青薪が非常に苦しくなっていく展開となります。
感想もそのあたりが、かなり比重があがりそうで見苦しくなるかも…

まだ4巻の感想は全く手がついていないですが、3巻は特にツッコミどころもあまりないので、これで終わります。
や、あるっちゃあるんですけれど。5年も佳人と大倉はどこで住んで、生活はどうしていたのか、とか、西澤は誰かに呼び出されていたのか、佳人はバイクという交通手段があるとはいえ、愛をどうやってあの廃ホテルまで連れてきたのか(タクシーなら目撃者がいるし)、大倉もどうやってあそこまで来たのかとか、そもそもあの廃ホテルの電気水道が止まっていないのか…
薪さんの半袖ネクタイの謎とか。
でも、どれもツッコんじゃってもそれほど重要な問題ではないので、、これはこれでそうなんだということにしておきます。



あと、3巻の「不思議な秘密」はチョッロと感想書きます。

そして書きたかった4巻にやっと入ります。
なんとか4巻頑張ります。すごいやりたいんで。


ということで終わります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


コメント
この記事へのコメント
Re: 圧巻でした…
鍵コメEさん

私も、これ、最初去年感想書いて、イマイチまだだな、って思っているうちに鈴薪祭りや可視光線が始まって、結局放置…
なんかこう、犯罪者がやるせないけど、まあ悪いよねって単純にいえないじゃないですか、加害者被害者傍観者が全て子供だし。で、どう自分で消化していいのか、今でも今一つなんです。
これ、子供を持つと、親の立場でも読んで考えるのだけれど、佳人の親、片岡たちの親、どちらにも言い分もあるだろうし、子供を守りたいだろうし。どうしたらいいものか、難しい。ここまでのおおごとじゃなくても些細なことなら、たぶん被害者加害者傍観者ってあるんですよね…
そんなこんなで、今一つまとめられなくて。
でも、なんとか4巻からは感想書いていきたいので(目隠しとか←それがやりたい)、ちょうど今一つ、メロディのほうもあまり動きがないので、このタイミングでUPしました。


この事件は後日談がシビアで異例なんですけれど、そこがリアルで甘くないところが考えさせられる「秘密」という話の良さなのかなって思います。
夢を見るだけなら、少女マンガの枠の中でいけるけれど、ここまでいくと、やはりちょっと少女マンガの域を超えているような気がします。
そこがダメっ(=後味が悪い)ていう人もいれば、大人が読んでも面白い、深いって思うのか。この胸に突きつけるようなスタンスがちょっと青年誌の漫画のような気がします。

佳人が両親のもとに帰らないという選択をしたことが、佳人が受けたことの重さを表していると思います。それほどまでの絶望と責め。
だからって復讐しても意味がないんだよ、っていう単純な話でもない。
それぞれに、ちょっとづつ何か違っていたら、すべて変わっていったのかもしれない、の”かも…”を考えてしまう話です。
でも、そんな”かも…”がないから、悲劇が起きる。悲劇なんだけど、誰を責めれば誰が責任を取ればいいのか、被害者が全てかわいそうなもので、加害者がすべて悪いのか、正に理不尽さと不条理のなかで、考えさせられます。

「正義とは何か」
これは、たぶん、「秘密」全編を(今を含めて)通してずっと訴えていることなんだと思います。
「正義」って時代や立場が変われば、まったく違ってしまうこともある。絶対的な真理じゃなくてどちらかというと、相対的なものなのかもしれない。その時点での多数派というだけの。
でも、それが無意味なものでもないですよね。

そんな中で、正義かどうかは分からないけれど、丸ごと受け入れるということをするのが青木くんなんだと思います。ごくごく”普通の感覚の人”って設定だったんだろうけど(^_^;)。
薪さんが頭で考えてしまうことを、”大切だと思うこと”、その一点で判断する青木くんは、薪さんにはピュアに、ときにハッとさせられ、自分を振り返らせてくれる存在なんじゃないでしょうか。そこが、薪さんが惹かれるところなのかなと思います。


4巻からは、薪さんが苦しいけれど、苦しいからこそ面白味も増すので、また感想書いていきたいです。(来週が夫が出張なので夜頑張れるチャンスなんです!)
2016/05/20(金) 18:20:02 | URL | ヤマネ #-[ 編集]
Re: 雪子さんの登場……
ゆけさん

> 2005年までたしか輝夜姫を連載されてたのかな?だから、単発読み切り枠の延長だったんですかね~(@_@)

たぶん、メロディが発刊されて、売れっ子作家さんがゲストで書いてもらう、みたいなそんな感じだったんだと思います。絹子までは1回の読み切りものだったみたいですし。この着ぐるみから複数回の連載のお話になったようで。
でも、「秘密」が始まる前のほうが輝夜姫も面白かった…(笑)って、清水先生も描いていて気分的に「秘密」に興味が移っていったんですかね、もしかして。

> 貝沼の時から、けっこう犯人側は見せるためにMRIを使ってて、そんな使い方をされるべきではないって憤る薪さんが繰り返し描かれてて………MRIに限らず、現実でも画期的な発明ほど犯罪者側もほっとかないっていうか、いかに悪用するかに心血を注ぐっていうか……ね (。-_-。) 諸刃…

そうそう、薪さんは、そういう風には使われたくないと言いつつ、ね。
面白いっていえば面白いですよね。

> あっそうだ、これの後日談、シビアでヘコみましたねー。青木も薪さんも動いたのに…。
> でも考えたら、見殺しにしたって罪には問われないわけで、佳人の逆恨みと言えなくもない犯行だし(でも思いっきり佳人目線で読みましたけども)、そもそも命が危険に晒されたら何しても罪に問われない緊急避難てやつだった、怖かったと言われればもう何も言えない気もするし、逃げた後で通報しても間に合ったのか……?という気もしないではないです……(@_@;)

まだ、当時の片岡たちは中学生だから、通報しなかったとしても世間的には責められないですよね。そりゃ、刃物を持った着ぐるみが追っかけてきたら怖くて逃げるもの。
後での通報も絶対にしないといけないってわけでもない。
中学生ぐらいの子が自分たちのやったことの”悪いこと”を自覚していたら、そちらを隠していい子でいたいって思うだろうし。

でも、もし、これが大人や大学生くらいだったら、通報しなかったことは道義的に非難されるけれど。
難しいところかなぁ、「助けて」っていう声を聴いている=生きている人がいることを知っているってことだから、それを誰にも言わなかったってことは。もし通報して、助からなかったとしても。

> でも間に合わなくても、警察が来たら、両親が悲しんでも佳人は少なくともお家には帰れたわけで、自分で帰らない選択はしたけどやっぱり帰りたかったよなー、と…。でも自分の意思では帰れないんだよなー…とか。帰るタイミングを失ったことが悲しい…

佳人って、自分で、自分からは帰れなかったんだと思います。
どうして帰らなかったのだろうって、いろいろ考えたんですけれどね、「男の子でも女の子でもなくなった佳人」が生きて帰って、自分のことを親はどう思うのかって、瓜二つの「女の子の香里がいなくなった」のに。妹を守れなかったとか、いろいろ葛藤があって、責めたんじゃないかと思うとかわいそうでね。
もし警察が来て保護されたら、どうであれ、素直に家に帰れていたと思います。あの両親ならそのままの佳人で受け入れるのは当たり前に見えました。それから悩んだり責めたりはしただろうけれど。
10歳の子が背負うには重すぎ。

> あの後日談がなければどこか綺麗事というか、「何もしないのはイジメた人と一緒だ」みたいな道徳の時間になりかねないので、悲しいけどやっぱりあってよかったな…と最終的には思いました。被害者って復讐してもしなくても救われないんだよなってところが。

後日談がなければ、最後、青木くんが佳人のプライドを守ったという美談で終わるけれど。
そうしなかったのは、例え被害者でも加害者になったら、それは許されることではない。だからと言って、片岡たちは完全な被害者でいいのか、と読む人はそこまで佳人に意識があるから思うところもあって。
最後、読んだ人が簡単に納得しない、理不尽さをあえて与えたところがこの話の深いところだなと思います。

> (BON子さんの、青木が唯一の癒し!…ほんとだ〜、癒されてた私〜〜 (;Д;)自覚してなかったです… もういろいろすごすぎて…。でも薪さんが青木に惹かれていってるのがよくわかります……)

理屈抜きで丸ごと受け入れる、というのが青木くんなんだと思います。
それを見て知っているから、薪さんは青木くんに惹かれていくんですね、きっと。
2016/05/20(金) 17:34:10 | URL | ヤマネ #-[ 編集]
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2016/05/20(金) 09:35:43 | | #[ 編集]
雪子さんの登場……
そうですね、言われてみれば確かにそこから連載として本腰を入れたのかな~っていう感じしますね。薪さんのお話感が増したというか……うんうん。

2005年までたしか輝夜姫を連載されてたのかな?だから、単発読み切り枠の延長だったんですかね~(@_@)
私、輝夜姫追いかけてた派なのですが、たしかに1999年頃までの方がおもしろかった気がします…とか怒られそうなことを言ってみたり…(笑)
どっちもすごいお話なので、併走するっていうのはほんと大変なんだなーと、なんか妙に腑に落ちますね(。-_-。)

貝沼の時から、けっこう犯人側は見せるためにMRIを使ってて、そんな使い方をされるべきではないって憤る薪さんが繰り返し描かれてて………MRIに限らず、現実でも画期的な発明ほど犯罪者側もほっとかないっていうか、いかに悪用するかに心血を注ぐっていうか……ね (。-_-。) 諸刃…

あっそうだ、これの後日談、シビアでヘコみましたねー。青木も薪さんも動いたのに…。
でも考えたら、見殺しにしたって罪には問われないわけで、佳人の逆恨みと言えなくもない犯行だし(でも思いっきり佳人目線で読みましたけども)、そもそも命が危険に晒されたら何しても罪に問われない緊急避難てやつだった、怖かったと言われればもう何も言えない気もするし、逃げた後で通報しても間に合ったのか……?という気もしないではないです……(@_@;)

でも間に合わなくても、警察が来たら、両親が悲しんでも佳人は少なくともお家には帰れたわけで、自分で帰らない選択はしたけどやっぱり帰りたかったよなー、と…。でも自分の意思では帰れないんだよなー…とか。帰るタイミングを失ったことが悲しい…

あの後日談がなければどこか綺麗事というか、「何もしないのはイジメた人と一緒だ」みたいな道徳の時間になりかねないので、悲しいけどやっぱりあってよかったな…と最終的には思いました。被害者って復讐してもしなくても救われないんだよなってところが。いや、道徳の教えはいいんですよ ( ;´Д`) …でもやっぱり、やった人と見なかったふりをした人は違うわけで、だから彼らは自分たちの罪を隠すために通報すらしなかった、というわかりやすい悪っぽく描いたんだな…と思うと、まんまとはまっちゃった……と感服せずにはいられなかったりもします(笑)

(BON子さんの、青木が唯一の癒し!…ほんとだ〜、癒されてた私〜〜 (;Д;)自覚してなかったです… もういろいろすごすぎて…。でも薪さんが青木に惹かれていってるのがよくわかります……)
2016/05/20(金) 03:30:28 | URL | ゆけ #-[ 編集]
Re: ちょ…
BON子さん


> 知りませんでした…PV見てきます!(←おい待て)

見れましたか?半袖ネクタイの薪さんが歌ってた?
私もコメント頂いてからまた見てみて、もうすっかり薪さんに変換されてしまいました(笑)

> いや、すみません。私も次、3巻の座談会書こうと思うんですが、これ結構わいわいなりました。被害者加害者の関係で。被害者は誰なのか。毎回この事件の清水先生の描かれたテーマは何なのかな?と思うんですが、これだー!というものより、漠然と事件全体が悲しいんです。悪意ではなくて心無さ、軽率さ、保身から助けなかったことにより、殺人鬼よりも恨まれ加害者とされる青年たち。ショックや絶望や恨みが少年の人生を歪めていて事件全体がじっとり暗くて重くて悲しい。

座談会、楽しみにしています!
私、この感想、もう3回目くらい(昨夏、今冬、今回)の見直しで、ちょっともう飽きてきちゃって(UPしなかった自業自得…)、全く深みのない感想で申し訳ないです。

「秘密」は事件ものなので、毎回、事件のテーマというのはやはりあるんだと思います。
こういう事件が描きたい、MRIで捜査したら面白いだろうというような。
でも、これは事件面より、描き方がアメリカのTVドラマみたいな、同時進行をMRIで書きたかったというのが強いのかなと思いました。

事件面は、被害者が加害者に、傍観者には何も罪はないのかということを問う、お話だと思います。
本当の被害者は誰なのか、誰が悪いのか、それは誰が決められることなのか、非常に難しいと思います。

だから事件そのものは、犯人逮捕ですっきり、ではないんですよね。

ちょっとしたことで、助かったり、犯罪者に落ちたりということなのか…
佳人にしても、片岡たちがそもそも忍び込まなければ、大倉に殺害されたり、障害を受けて、大倉を憎んだだけだったのに。地獄に天使をみてしまったから、その天使が天使でなかったからと、天使を憎しみの対象にしてしまった。
これも、香里が先に殺害されていたらそう思ったのかどうか。

すごくバランスやタイミングによって、その後の人生が大きく変わってしまう。

こういう、はっきりと「罪」とは言えないけれど、その結果犯罪が起きたりというのが「秘密」全体に多くある傾向のような気がします。
そこが、やるせない気持ちが残る、事件が多いんじゃないでしょうか。

> なので、最後の青木の良心、優しさはあの話で唯一癒しのようでした。多分、辛い事件を見てきた薪さんにとっても青木はそういう存在するなのでは…と思います。

法を順守して、を第一に掲げるなら青木くんのやったことは隠ぺい、なんでしょうけれど、香里が見ていた事実がなくても裁判にあまり影響がない(事実はMRIがなくてもわかるから)、から薪さんも青木くんの守ったものを尊重したんだと思います。
あれが、青木くんじゃなかったら、あの場面で佳人に「何も見ていなかった」という言葉は出なかったでしょうから、やっぱり青木くんの誰に対しても、その人を尊重する態度っていうのが見れて、実はけっこういいシーンなんじゃないかと思います。
青木くん、奇特な人ですよね、改めて。


> で、3巻は確かに薪さんが青木を意識し始めていることが明らかに描かれてますよね。
> こちらもドキドキし始める巻です\(//∇//)\

清水先生は、「3巻で薪が青木を好きなっちゃって…」みたいなことを読書会でおっしゃってたらしいんですけど、それ以前からじゃないって私は思います。でも、先生もおっしゃるように、はっきりそうだよね、って思えるのは3巻なんでしょうね。
でも、そのままじゃいかないところが、話が膨らんで深くなって面白くなったんだと思います。
清水先生、いきなり雪子さんを登場させて、二人の関係を動かしましたもん。
連載をリアルタイムで追いかけていた方々は、気が気じゃなく胃が痛くなっていったでしょうから、ここが一番よかった頃かもしれないですよね。

> いや、薪さんの半袖可愛かったです…
> なんか子供みたいになりますよね。
> でもわかります。私も原罪で青木くん突然訪ねてきた時の腕まくり薪さんが大好物です\(//∇//)\

薪さん、全部じゃないですけれど、かわいすぎて中学生みたいだった(ヒドイ…)
腕まくり薪さん大好き同盟!(笑)
腕まくりの方が、「大人」で「セクシー」なイメージなんです、色気を感じます、個人的に。←単にエロい
2016/05/20(金) 03:02:59 | URL | ヤマネ #-[ 編集]
ちょ…
知りませんでした…PV見てきます!(←おい待て)
いや、すみません。私も次、3巻の座談会書こうと思うんですが、これ結構わいわいなりました。被害者加害者の関係で。被害者は誰なのか。毎回この事件の清水先生の描かれたテーマは何なのかな?と思うんですが、これだー!というものより、漠然と事件全体が悲しいんです。悪意ではなくて心無さ、軽率さ、保身から助けなかったことにより、殺人鬼よりも恨まれ加害者とされる青年たち。ショックや絶望や恨みが少年の人生を歪めていて事件全体がじっとり暗くて重くて悲しい。
なので、最後の青木の良心、優しさはあの話で唯一癒しのようでした。多分、辛い事件を見てきた薪さんにとっても青木はそういう存在するなのでは…と思います。

で、3巻は確かに薪さんが青木を意識し始めていることが明らかに描かれてますよね。
こちらもドキドキし始める巻です\(//∇//)\
清水先生の産休が挟まれてるとか、教授さすがですね。思いもしませんでした。
3巻で、俺が後ろ支えますって青木も無意識ながらも、これは薪さんへの気持ちの強さ描かれた?そうなんでしょ?としておいて、怒涛の4巻であっさり、雪子とキス!!!( ; ; )
どんだけ、清水先生ドS!(笑)落とされるの早かったです。

いや、薪さんの半袖可愛かったです…
なんか子供みたいになりますよね。
でもわかります。私も原罪で青木くん突然訪ねてきた時の腕まくり薪さんが大好物です\(//∇//)\
2016/05/20(金) 00:02:59 | URL | BON子 #7En//y/A[ 編集]
Re: しゅごおおい!(´・ω・`)
なみたろうさん

> 清水先生の産休の時期など、知りませんでした。

前に、たきぎさんに翻訳してもらった清水先生のインタビューで連載中に確か産休に入りますっていうようなこと言っていたような気がしていて。たきぎさんのメロディの柱コメント年表の記事がわかりやすいと思います。

> なるほど、「秘密」は当初あの大統領のお話読み切りのはずだったのかな?その後のも海外ドラマみたく、設定だけ用意して1話ずつ1事件、ですもんね。
> 確かに4巻からが怒涛の青薪ドラマ!!

3巻くらいで全員のキャラが確立して、4巻からとその前で青薪というか第九というか、その人間関係がもう一つの柱になっていった感じが違和感というか違いと感じていたんです。

3巻までの青薪って、薪さんが青木くんに魅かれてるっていう感じはあったし、青木くんも薪さんが好きっていうのはあるんですけど、全体的に事件がメインでそれほど、青薪関係も同時で”事件と青薪という二本柱”で話が動いている感じがしないんですよね。それが、「読書会」で4巻の話から雪子さんを出して話を動かした、っていうのを読んですごく納得したんです。

時間も結構、ここまではゆっくりしていて、3巻までで1年8か月もかかってるのに、4巻から12巻で1年かかっていないんです。いきなりスピードアップ(笑)
そんな読み方をすると、3巻までと4巻以降、ずいぶん違うと感じませんか?

> ところで薪さんの半袖は、清水先生のサービスだと思います。
> あのファッションは、ラルクの「STAY AWAY」のPVの中でhydeさんが踊るやつと同じ。すっごく可愛いですよ!確かに前後の着替えが不自然なんですけど、きっとあのカッコさせたかったんでしょう。
> 私3巻読んで以来、あのPVのhydeさんが踊る薪さんとしか見えないんです( ;∀;)

それ、考えませんでした!
清水先生のhydeさん萌えなのかぁ、半袖シーンは脈絡ゼロだったのか(笑)

あのPV、最後(合成だけど)すっごい激しく踊るヤツ…ですよね?
確かに半袖ネクタイだった…腰振って踊りながら歌ってて、かわいかった。
あの頃、長いような短いような髪の長さだったような。

前の記事でやたら、薪さん=hydeさんと書きまくっちゃったので、この話で”hydeさん顔”のシーンがたくさんあるんですけど、そのことを書いた部分、全部削除して今回UPしたんです。
そうかー、納得~(*´艸`*)♪

私もこれからは見たら、薪さんにもう変換されてしまいそう。
薪さんが片足でリズム取りながら腰振る姿………むはぁ…かわゆ。
2016/05/18(水) 20:20:07 | URL | ヤマネ #-[ 編集]
しゅごおおい!(´・ω・`)
さすが教授!
清水先生の産休の時期など、知りませんでした。
なるほど、「秘密」は当初あの大統領のお話読み切りのはずだったのかな?その後のも海外ドラマみたく、設定だけ用意して1話ずつ1事件、ですもんね。
確かに4巻からが怒涛の青薪ドラマ!!

ところで薪さんの半袖は、清水先生のサービスだと思います。
あのファッションは、ラルクの「STAY AWAY」のPVの中でhydeさんが踊るやつと同じ。すっごく可愛いですよ!確かに前後の着替えが不自然なんですけど、きっとあのカッコさせたかったんでしょう。
私3巻読んで以来、あのPVのhydeさんが踊る薪さんとしか見えないんです( ;∀;)
2016/05/18(水) 17:36:50 | URL | なみたろう #-[ 編集]
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